iPhoneX(A1902)使用中に突然電源が入らなくなった本体の電源復旧

iPhoneの使用中に突然電源が落ちたらどうしますか?

今回ご紹介するのはiPhoneXのご依頼です。
使用中に突然電源が落ち、その後起動しなくなってしまい、充電コードに繋いでも反応が無かった為、FIREBIRDにご依頼を頂いたという流れであったようです。

皆様はiPhoneの使用中に突然電源が落ちたらどうされますか?
修理屋おすすめの対処法としては以下の流れとなります。
① ガラス面に触れて発熱していないか確認
② カバーを外して背面が発熱していないかを確認
③ 発熱がある場合は放熱しきるまで放置
④ 電源ボタンを長押し
⑤ 反応が無ければ充電器の抜き差しをして画面を確認

ちなみに、最後の充電器の抜き差しでは、リンゴマークや充電マークなどが出るかを確認しています。
基板や部品が壊れてしまっている際には充電器に繋ぎ続けることがより損傷を酷くする原因になってしまうことがある為、起動しなくなってしまったiPhoneを長時間充電する行為は控えましょう。

基板修理には基板の分解が必要

特にiPhoneX以降の機種は2階建のような構造の基板になっている為、基板修理の為には基板の分解が必要となります。
一度分解してしまうとどうしても分解跡が残りますので、改造品が対象外となる保険をご利用予定である場合にはよくご検討頂いた上でご依頼ください。

分解後の基板を調査する

分解後の基板に通電することで故障箇所の特定が出来れば修理時間が短縮できます。
黄色の円で示した部分が不自然に発熱している箇所です。

左側の熱くなっている箇所は繋がっている回路が故障している時に毎回発熱してしまう箇所となるので今回は触れません。

見た目で故障が分かれば短時間で修理可能

顕微鏡で拡大してみましたが見た目では故障した部品が分かりません。
焦げていたり、割れていたりしていれば特定しやすいのですが、残念ながら目では分からない故障が多いです。

テスターで確認し、壊れている回路と部品を特定して修理を実施します。

FIREBIRDではしっかり組み立ててご返却

他店の基板修理店では「データを取り出し後、本体は返却しません」、「返却をご希望の場合、全部バラバラの状態で袋に入れた状態でしたら返却します」ということがあるそうです。
FIREBIRDではデータの取得を目的とした基板修理を実施しておりますが、組み立ててお客様の手でiPhoneを動作させることが出来る状態であった場合、起動した状態でのご返却を実施しております。
そして、残念ながらデータ取得不可、修理不可となった際にも基板を含めて組み立て直し、iPhoneの形でご返却を実施しています。

基板修理ならFIREBIRDをぜひご検討ください。
しっかりと調査修理・ご返却までさせていただきます。
iPhone電源復旧

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