お風呂でiPhone使用していますか?
こんにちは、FIREBIRDです。
本日は、起動しなくなり修理店に持ち込んだところ、水没していることを伝えられたiPhone7の修理事例をご紹介致します。
修理店で水没していると伝えられたお客様には心当たりがあったようで、FIREBIRDへのお申込み時にお風呂で利用することが多かった旨お知らせ頂きました。
修理に携わる私たちも、実際iPhoneをお風呂で使用することはあります。
しかし、そのまま持ち込むといずれ水没するのが分かっている為、必ずジッパー付きの保存袋に入れます。個人的には冷凍可能な厚めのタイプが安心です。
簡易的な袋ですと破れやすいので水を入れて揉んだりしても破れなそうな強度が欲しいですね。
構造上、温度差で本体内部に結露が発生することがあるので絶対に大丈夫とは言えませんが、気づいたら水没で内部が錆びていたということはかなり防ぐことが出来るはずです。
水没は保証外
Appleの公式サイトには「水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。」という文言が記載されています。
これは、現時点での最新機種iPhone14系でも変わらず保証外です。
以前の機種と比べて浸水し辛くなってはいるものの、水濡れで壊れないわけではありませんので水場にiPhoneを持ち込む際にはぜひお気を付けください。
水没は基板の故障範囲が大きくなる傾向に
基板とフレームを取り外したところがこちらです。
基板だけではなくフレーム側にまで錆びが発生しているのがわかります。
徐々に錆びが拡がっていき、ついに壊れてしまったのでしょうか。
錆びの激しい箇所を拡大してみました。
基板上に乗っている部品もところどころ焦げてしまったようで変色していますね。
サーモグラフィで確認したところ、やはり先ほどの錆が酷い箇所が故障していることを示しています。
水没の場合は部品が壊れている事も多い
故障箇所の処置を実施したところ、起動が確認できました。
水没の場合、基板故障と同時に部品側も損傷していることが多いのですが、今回のご依頼では基板だけ壊れたようでフロントパネル、バッテリー等をそのまま使用することが出来ました。
基板修理はFIREBIRDへ
もう直らないと言われたiPhoneでもFIREBIRDなら今回のご依頼のように起動してご返却できることもあります。
それが出来ない場合でもiTunesでバックアップが取得出来るかもしれません。
直らない言われた思い出のデータが詰まったiPhoneをお持ちの場合はぜひFIREBIRDをおためしください。よろしくお願いいたします。