iPhoneのタッチパネルが反応しない
スマートフォンのタッチパネルは「静電容量方式」
iPhoneはもちろん、銀行ATM、駅の券売機、カーナビゲーションシステム、携帯ゲーム機等、もはや私たちの生活のあらゆる場所に「タッチパネル」が活用されています。
「タッチパネル」は上記のようにiPhone以外にもたくさんのデジタル製品で使われています。
そのタッチパネルの技術を細分化すると色々ありますが、主なものを見ていくと下記の3つになります。
① カーナビや携帯ゲーム機で使われている「抵抗膜方式」
② ATMや公共スペースで多く使われている「超音波方式」
③ iPhoneをはじめとするスマートフォンに使われている「静電容量方式」
iPhoneのガラス面を触った時に僅かに流れる静電気を検知して、タッチされた場所やタッチされていた時間を瞬時に計算・制御し動いているので、スムーズな操作が実現しています。
iPhoneのタッチパネルが反応しない原因
肌身離さず使用しているiPhoneで突然タッチパネルが反応しなくなる。
原因の大半は基板故障にあります。
タッチパネルの不具合は大きく分けて、全体的にタッチパネルが反応がない不具合と、
部分的にタッチパネルが反応しない、もしくは触っていない箇所がタッチされる(いわゆるゴーストタッチ)不具合に分けられます。
iPhoneの基板チップは基本的に「半田付け」されていますが、衝撃以外にも本体フレームの曲がりによって、その半田が剥がれたり亀裂が入ることがあります。
・ズボンのお尻ポケットに普段からiPhoneを入れて持ち運ぶ
・本体のフレームが曲がるほど派手に落としてしまった。
このようなケースでは、回路上で半田が剥がれ、チップの一部で回路が断線した状態となるため、タッチパネルが反応しない症状になります。
原因はタッチパネル固有の問題の可能性も
iPhoneで突然タッチパネルが反応しなくなる他の原因としては、静電容量方式故の
電気と信号のやり取りの連続であるタッチパネル固有の問題の可能性もございます。
スマートフォンは指で画面に触れた部分を電気的な信号として検知し、その場所を計算する制御する方式を採用しているため、指先やその他外部要因による静電気によってパネル側ではなく基板側部品に取付られたフィルターコイルやコンデンサーが故障をしてしまうケースが稀にあります。
タッチ操作が出来なくなった以上はそのままでは起動、データの取り出しは出来なく
なりますので、タッチパネルの基板側の修理が必要になります。
iPhoneのタッチパネルが反応しない症状
iPhoneで突然タッチパネルが反応しなくなる原因として案外多いのが、
「コネクタ」そのものが原因となるケースです。
コネクタは名前の通り、パネル部品と基板を「つなぐ」役割をしていますが、
iPhoneを例にすると、一番多い機種では約3㎝の幅に両端合わせて58個ものピンがあります。そのピン1つ1つから「足」が伸びていて、基板上の回路と「はんだ」で電気的に接続されています。
そのコネクタ自体が壊れることは、水没による腐食等の場合を除いてはめったにありませんが、落下等の衝撃によってコネクタのはんだが剥がれることはよくある症状です。
このような場合には、パネルを何枚変えようともタッチに関しては正常動作する事は有りません。私達FIREBIRDにお任せください。
タッチパネル正常動作でパスコードの入力を可能にし
お客様のスマートフォンを起動に導きます
FIREBIRDのタッチパネル復旧により、パスコードが入力出来る状態となり、スマートフォンを起動・中のデータを取り出す事が可能になります。
スマートフォンのタッチパネルは、一部が効かなくても非常にストレスになりますよね。
俗に言われるゴーストタッチも対応しております。
修理期間は、最短90分~になります。(水没等の原因の場合、本体・基板調査にお時間を要する場合がございますので、予めご了承下さい。)
お早めにFIREBIRDにお任せ下さい。
「タッチパネル復旧」の修理事例一覧
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iPhone8(A1906)チップ損傷によりタッチパネルが反応せず起動が続かない本体のタッチパネル復旧
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iPhone7(A1779)画面がストライプ状になりタッチパネルが反応しなくなった本体のタッチパネル復旧
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iPhoneXS(A2098)本体に強い衝撃が加わった後、タッチ操作ができなくなった端末の復旧
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iPhone8Plus(A1898)落下後に電源が入らない本体の電源復旧
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iPhoneX(A1902)修理店での部品交換ではタッチ不具合症状が改善しなかった端末の復旧
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iPhone 6s Plus(A1687)チップ損傷によりタッチパネルが反応しない本体のタッチパネル復旧
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iPhone7(A1779)本体は起動しているが、画面が点かない端末の復旧
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iPhoneX(A1902) 落下によりタッチが効かなくなった端末の復旧
タッチパネルの反応が悪いとき
その原因はiPhoneのタッチパネルに採用されている「静電容量方式」の仕組みと湿度にあります。
冬場は衣服の摩擦や空気の乾燥、即ち空気中の水分が減ることで放電されにくくなるため、帯電しやすくなります。
そのような状態でスマホを使用し続けていると、ディスプレイ表面の電荷の状態も変化してしまうので、正常にセンサーが作動せず、タッチ位置を検出できなくなることがあります。
同様にポケットなどの入れていると衣服との摩擦でスマホのディスプレイ表面が帯電して、タッチの反応が悪くなります。
こういった場合は一度ディスプレイをオフにして、再度オンにするだけで解消されます。
ディスプレイのオフ・オンにより、ディスプレイ表面の帯電量が再読み込みされて検出しやすくなるためです。
また指先が乾燥しているときにも、指先の水分量が少ないせいでタッチ時の微量な電流を通す力が弱くなってしまうため、タッチパネルの反応が悪くなってしまいます。
指先を水道で濡らして、拭き取ってからタッチを試してみましょう。故障の原因になりかねないので、濡れたまま触るのはやめておきましょう。
タッチパネルの反応が悪いとき、ついつい力を入れてタッチしてしまいがちですが、「静電容量方式」の場合はあまり意味がありません。
電圧変化によって検知する「抵抗膜方式」の場合はタッチの強さが有効な場合もありますが、iPhoneの場合は指先だけで触るのではなく、指の腹でしっかりとタッチした方が効果があります。
iPhoneに限らず、タッチインターフェースを採用しているスマートフォンはタッチパネルが正常に稼働しなくなると非常に不便になります。
タッチパネルの反応がおかしいと感じた時、まずはディスプレイの掃除、設定からタッチの調整を行い、「故障」か「一時的な不具合」かどうかを判別してみましょう。
タッチパネルが故障した時、触って反応しないだけならまだいいですが、ゴーストタッチと呼ばれる予測できない誤操作が発生する場合もあります。
もしパスワードやパスコード入力時に起きてしまうと入力制限に引っ掛かるなどのトラブルになる危険性もあります。
異常が発生している状態で使い続けると、データにアクセスできなくなるリスクもありますので、タッチパネルに異常を感じたら早めに修理店に相談しましょう。
FIREBIRDのタッチパネル復旧は、民間の部品交換修理業者とは異なり、基板を修理してタッチパネルを復旧するサービスです。
フロントパネルの部品交換でも、症状が改善しない場合は、FIREBIRDにご依頼下さい。