大切なデータを取り戻そう

iPhoneデータ復旧復元

iPhoneのデータ復旧復元(iPhone基板修理)

私たちが日々使っているスマートフォン。
この十数年の間に、もはや日常生活では欠かせないものになりました。

LINEやTwitter、Facebook、Instagramといった非常に便利で面白いアプリの登場にともない、いまや誰もがスマートフォン(以下スマホ)を操作しない日は無いといっても過言ではないでしょう。

お客様のスマホには、大切な写真、お気に入りの音楽、ゲーム、アプリ、LINEのトーク履歴、保存しておきたいメール・メッセージ、メモやスケジュール等、日常のほとんどが詰まっているのではないでしょうか?

ある日突然スマホが起動しない!データだけでも取り出したい!といったお困りの際は、FIREBIRDデータ復旧復元サービスをご利用ください。

スマートフォンのデータ量がますます増える!

少し話はさかのぼりますが、かつての携帯端末には2Gと呼ばれる、音声通話とSMSだけをサポートする機種がありました。
家庭用電話の子機がそのまま屋外に持ち出されたような機能のみで、データといえば登録されている電話帳くらいでした。その後、3Gの登場でインターネットにも繋がるようになり、携帯電話が爆発的に普及し一人一台がほぼ当たり前となりました。

総務省発表でも2011年12月末時点の携帯電話(PHSを含む)加入契約数が日本の人口を初めて超えたと伝えられました。※1
この頃の端末がフィーチャーフォンという呼び方であった事はあまり普及しませんでしたが、携帯端末にカメラが搭載され、私たちの日常生活にほぼ浸透したのもこの頃です。
撮り溜めた写真や動画のデータは本体容量のみでは足りなくなるため、外部のメモリーカードにも保存するようになりました。

そして4Gで普及したスマートフォン(以下スマホ)という呼び名は、今日誰もが知るところではないでしょうか。
日本でスマホの先駆けとなったのが、2008年に登場したiPhoneです。
一枚の画面上で何でもできる、いわばパソコンをそのまま持ち出したような携帯端末でした。発売当初機種のメモリー容量は8GB~。そして2019年の末現在、最新機種のメモリー容量は最大512GBとなり、およそ64倍になりました。
2020年以降に登場が予定されている5G対応iPhoneでは、映画サイズのデータが短時間でダウンロードできるとの事ですので、端末メモリー容量はさらに大きくなることでしょう。
※1. 2012/2/22付の日本経済新聞デジタル版より抜粋

iPhoneの登場によって変化したデータの保存先

さて、データに関してiPhoneの登場以前と以降では何が違うのか?
その違いの一つが「データをどこに保存するか」です。

iPhone登場以前は、写真を含めたデータは本体内部の限られた記憶領域か、外部のメモリーカードに保存というのがスタンダードでした。内部の記憶領域に書き込んだデータは、メモリーにも同時に保存していれば万一の際でもデータ取り出しはできます。そのメモリー自体が破損しない限り、データ復旧復元が必要なこともめったにありませんでした。

では、端末そのものを紛失してしまった場合はどうなるのか?
結論から言えば、データを取り戻す手立てはありませんでした。

iPhoneになって変わった点は、データをクラウド上(iCloud)に残す、あるいはパソコンに直接暗号化データとして(iTunes)バックアップを残せるようになったことです。そのおかげで、私たちはデータの紛失および漏洩を気にすることが無くなったといえます。
しかし、iPhoneを日々使うなかで、「データをバックアップする」方法をそもそも知らなかったり、バックアップ方法は知っているものの、定期的に行えていなかったりする方も多いのではないでしょうか。

大切なデータが「まだ」iPhoneの中に。
iPhoneのデータを取り出しましょう。

単純なフロントパネル交換やバッテリー交換の部品交換修理の現場では、お客様から「バックアップって何ですか?」「いつ最後にバックアップを取ったのか覚えていない」「自動でバックアップが取れていると思っていた」というお声を多くお聞きします。

しかし、ご安心下さい! 仮にバックアップをとっていなかったとしても、大切なデータは「まだ」スマホの中に残ったままのケースが多いです。
FIREBIRDで起動させ、iPhoneのデータを取り出しましょう。

データ復旧復元とは、通常の部品交換(例えばフロントパネルや、バッテリー、センサーケーブル、各種ボタン類の交換)をもってしても正常に起動できなくなった端末をお預かりし、基板の不具合箇所を特定、原因の切り分け、修復することによりデータを取り出せる状態にまで起動させる事になります。

iPhoneの基板修理でデータ復旧復元を!

不具合箇所の特定に際しては、基板と接続されている全ての部品をまずは外し、次にマイクロスコープ(実体顕微鏡)を用いて、基板上の回路を拡大しながら異常がないかを目視で確かめます。水没が原因であった場合は、たいてい腐食跡が確認されます。サーキットショートに関しては、デジタルテスターを用いて主要な各回路ブロックを順番にたどり、異常値がないかを確認します。また、オシロスコープを使用し、電圧や抵抗では測れない電気信号を測定し異常値を検出していきます。

不具合箇所の特定ができれば、今度は半田ごてもしくはヒートガンを使用し、その原因箇所の修復を行い、原因となっている「基板上の」チップ等を交換します。そして、修復が行われた基板に外部電源をつなぎ、起動までの数値が正しいものであるかを計測しながら正常起動に導いていきます。無事に起動すれば、外した全ての部品を再度組み上げていきます。

iPhoneの記憶装置はメモリーですので、基本的にメモリー自体が物理的に壊れない限り、端末が起動が出来るようになればデータは蘇ります。

メーカー修理はiPhoneデータ初期化が前提

iPhoneに不具合が発生した場合、故障を疑いメーカーで修理する選択肢に思い至る方も多いと思います。
「Apple Care」などの保証サービスに加入料金を支払い利用している場合、メーカー修理について安価に受けることができます。
便利なサービスではありますが、反面、修理の際には「データが消去されてしまう」というデメリットがあります。
これは、故障の箇所にもよりますが、メーカー修理ではほとんどの場合が本体交換で対応されるからです。
修理前のiPhoneは回収されてしまうので、修理に出した時点でデータを移す機会はなくなり、大切なデータが永久に消去されてしまうことになります。
「バッテリー交換」や「画面割れ」などの場合にはデータを残して修理できる可能性がある、とApple社からアナウンスされてますが修理時に「それ以外の別の不具合がある」「内部に浸水の痕跡がある」などが発覚した場合は本体交換対応となってしまい、やはりデータは消失してしまいます。
これは、普段からバックアップを取っている方にとっては問題ありませんが、そうでない方にとっては大きなデメリットとなります。

また、iPhoneをApple社が推奨しない環境下で使用して故障した場合や、使用者の過失による故障の場合(お風呂などの高温多湿空間での使用、トイレに落として水没した等)は上記の保証サービスから対象外となり、通常の修理料金になります。

iPhoneデータ復旧サービス専門のFIREBIRDでは、故障したiPhoneからデータを取り戻すことを優先目的として修復作業を行っております。
ご依頼いただいたiPhoneの内部基板を調査し、故障箇所を検証して不具合のある部分だけ部品交換を行い修理することで、大切なデータを取り戻すお手伝いをさせていただきます。
また、明朗でリーズナブルな一律料金体系をとっているうえ、修理(iPhoneデータの復旧)ができなかった場合の費用に成果報酬費は発生しません。
(※本体・基板調査費用5,500円(税込)は修理の可否を問わず頂戴致します。予めご了承下さい)

最近ではiCloudなどに自動でバックアップをとる機能がありますが、大切なデータを残すには、日ごろから一定期間ごとに手動でバックアップを行うのが一番確実な方法です。
しかし予期せぬ故障で修理が必要になっても、データの消失がネックとなり修理に出すこと自体が悩ましい問題となっている方もおられると思います。
そんなお悩みを持つ方も、大切なデータを取り戻すために是非FIREBIRDにご相談ください。

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