iPhoneX(A1902)起床後に気づいたら電源が入らない本体の電源復旧

寝て起きたら壊れていたiPhoneX

こんにちは、FIREBIRDです。
本日は、当店基板故障の中でもかなり多い部類に入る「寝て起きたら壊れていたiPhoneX」の修理を元にご紹介致します。

起床後にiPhoneを見ると電源がついておらず、電源ボタンを押しても充電ケーブルに繋いでも反応が無いというご申告です。

何もしてないのに何故?

今回のような、寝て起きたら起動しなくなっていたという場合は修理後に「何が原因だったのでしょうか?」とご質問を受けることがあります。
しかし、残念ながら明確な理由はありません。
本体が熱を持つほど負荷をかけた利用方法をする、規格外の急速充電を行う。モバイルバッテリーや車載充電器等安定しない充電方法を実施する、ケーブルや電源タップが破損している等々、基板に負荷が掛かる使用方法をすることで壊れやすくはなりますが、模範的な使用方法をしていたからといって壊れないということはありません。

iPhoneには当たり外れがある?

勿論使い方もありますが、機種ごとに弱い部分があったり、基板のロット等によって壊れやすかったり等当たり外れはあります。

しかし、新機種等は発売から1年は経たないと壊れやすさ、弱い部分等は分かりません。その為、購入したてのiPhoneであっても、今まで問題無く使えていたiPhoneでもバックアップはしていた方が良いでしょう。

AppleCareに加入している場合であれば期限内の自然故障は無料で本体交換してもらえますし、過失のある故障でも割安で本体交換のサービスを受けることが出来ます。

iPhoneXは寿命?

2017年11月に発売されたiPhoneXですから、発売して約5年ですね。基板の寿命なのでしょうか?
もちろん保証期間は切れています。

こちらは今回のご依頼品であるiPhoneXの基板を上下2つに分割したところです。
基板の外側も内側も見た目は綺麗。水濡れ跡もありませんでした。

電気を通してサーモグラフィで発熱を確認するとこのように色で故障箇所をある程度の範囲で特定できます。

顕微鏡で見ながらさらに1つの部品に故障箇所を絞り込み処置を実施して修理は完了となりますが、iPhoneXは上下の基板を元通りくっつけなおす必要があります。

ここで失敗するとタッチが効かない、起動しない等の問題が発生するのでより慎重な作業が求められます。

上下の基板がくっついたらまずはバッテリーではなく直流電源と呼ばれる電源で起動するかをまず確認します。タッチも動作していればその後に本体フレームへの取り付けを実施。

バッテリー部品も故障

本体フレームへ基板を戻し、お客様本体に取り付けられていた部品で起動出来るかを確認するのですが、バッテリー部品が故障していました。

鶏と卵のお話と同じように、基板が先に壊れたのか、バッテリーが先に壊れたのか明確に特定ですることはできないのですが、発売から5年経過しているiPhoneXであり、今までバッテリー交換を一度も実施されていない様子から、恐らくバッテリーの故障時に基板を道連れにしまったものと思われます。

壊れかけの部品があるときは基板故障の危険度UP

バッテリーの持ちが悪い、カメラが片方使えない、FaceIDが使えない、バイブの動き方が変など、一部機能や動作に不具合が発生したら出来るだけ早めにバックアップを取得してください。
壊れかけの部品のせいで基板に負荷が掛かり基板故障に発展したのであろうと推測できる故障はかなり多くあります。

使いづらいけどまだ起動しているから、次が出たら機種変しようかなと騙し騙しつかっていたらバックアップを取る前に壊れてしまった!もしそんな状態であればFIREBIRDで基板修理をお勧めします。

基板修理、又は基板修理+部品交換で起動した本体をお手元にお返し出来るかもしれません。

iPhone電源復旧

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