iPhoneXS Max(A2102)自宅で突然起動しなくなった端末のお持ち込み修理

こんにちは。FIREBIRD修理センターの笹山です。

今回はiPhoneXS Maxの起動しなくなった端末の復旧をご紹介いたします。

こちらのiPhone、一晩じゅう充電をしていたわけでもなく、朝になって端末を使おうとした所、
起動していない事がわかりインターネットで調べて、直接店頭にお持ち込みいただきました。
ゴールデンウィーク直前の平日でしたので、急ぎ対応ご希望との事でした。

お伺いした症状ですと、比較的復旧確率の高いケースですが、
他のお客様の仕掛りも多く夕方のお持ち込みという事もあり、
当日お渡しはできない旨お伝えしてのお預かりとなりました。

場合によっては複雑な修理となる可能性もあるため、初期診断だけはすぐに行います。

基板全体にわたる導通を確認し、特に異変は無いものの、ちょっとした漏電がある事がわかりました。
基板修理の場合、全く電気が流れていないか、大きな漏電等の方が比較的故障箇所の絞り込みがしやすいのですが、
今回の漏電は小さめでしたので、一旦作業は翌日に回すことにします。

翌日は早速、基板上の複数あるテストポイントを当たっていきます。

2層基板の上側までは特定できたものの、やはり漏電が小さめだと
絞り込みや調査に時間がかかります。

部品点数の少ないエリアからふるい分け方式で探していきます。

落下や水没の場合は、大きな半導体部品の接合面不具合である事もありますが、
自然に壊れる場合、メインとなるCPUやNANDメモリー等の不具合でなければ、
まずは小さなチップ部品の不具合の事が多いです。

ブロック毎に分けて探しているうちに、1個のチップ部品の不具合(ショート)に行き当たりました。
不具合のチップを外すと、ショートしていたラインが回復したため、何とか早くお返しができそうです。

治具を使っての動作確認で起動する事を確認したら、一発で貼り合わせを決めるため、
接合面の洗浄と、位置合わせをテキパキと行います。

基板修理における基板の洗浄は、いわばお守りのようなもので、
ほんの小さな糸くずやホコリのようなゴミでも、接点不具合に影響を及ぼす事がありますので決しておろそかにはしません。

基板貼り合わせ作業の粗熱が取れたら、パネルだけでもう一度起動テストをします。
本体に組み戻しをする前でしたら、大きな時間ロスもなく再度の貼り直しもできます。

特に不具合も無くパスコード入力まで辿り着きましたので、
後は、本体に組み戻しを行うだけです。

漏電にちなんだ基板修理では、ほとんどの場合、元のお客様バッテリーは放電しきっていますので、
起動するまで5分ほど充電器につないでおく必要があります。

パスコードは受付時にいただいてましたので、そのまま動作確認をしてお客様へ起動のお知らせとお受け取り方法のご相談をさせていただきました。

どうしても必要なデータを取り出したい等、iPhoneデータ復旧でお困りの際はぜひFIREBIRD修理センターにご相談ください。

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