iPhone SE(A1723)原因不明で電源が入らない本体の電源復旧

こんにちは、FIREBIRDの佐々木です。
本日は、ついさっきまで使用出来ていたのに目を離したら起動しなくなってしまったというiPhoneSEの修理をご紹介致します。

起動不良は、大きく分けると症状が発生して起動しなくなるパターン、気づいたら起動しなくなっていたパターン、心当たりがある状態で起動しなくなったパターンがあります。

症状発生後起動しなくなるパターンでは
・動作が重くなって起動しなくなった
・ホームボタンが押せなくなって起動しなくなった
・熱くなって起動しなくなった

等があります。
こちらの○○があって起動しなくなったの○○部分は修理の際にとても役に立つ情報だったりするのでお申込みの際にはぜひ○○の部分を入力頂きたいです。

次に、気づいたら起動しなくなっていたパターンです。
・寝て起きたら
・充電器に繋いで30分後に見たら
・ビーチで遊んでいて気がついたら
・無くしていた本体が見つかって取りにいったら

このように、気づいたら起動しなくなっていたパターンで記入いただきたい情報は起動しなくなる前に起動を確認したときの情報「どこに」(室内、バックの中、砂浜)おいていて何時間~何十分見ていない状態で気づいたかの情報があると助かります。

最後は心当たりがある状態で起動しなくなったパターンですね。
・水没した
・落とした
・車に轢かれた

基板が壊れるような衝撃や事故が発生して起動しなくなった場合は、その時の状況を詳しく記入してください。
水没の場合は、どんな水に、どのくらいの時間浸かったか。
衝撃の場合は、○階から落とした、リクライニングシートに挟まれて曲がった等、どのような力が加わったのかの推測が出来る情報があると原因箇所の特定やその後の調査修理の方針を立てるのに役立ちます。

今回、修理をご依頼頂いたiPhoneSEは気づいたら起動しなくなっていた案件となります。
起動しなくなる数十分前まで普通に使えていたとのことで、「突然」としか言いようがない例です。

iPhoneSEは発売してからかなり日がたっているものの、本体外観は綺麗目、内部もホコリ等汚れもなし。
フロントパネル、バッテリー共に純正品。
ここでフロントパネル側に貼られている水没シールが赤くなり水没があったことを示していました。
基板側に取り付けられている水没シールは白いものの、片方でも赤くなっていたら内部に水分が入ったことがあるのは確実です。

基板に電気を流して状態を確認すると、漏電を確認ました。
漏電箇所をある程度絞り込む為にサーモグラフィで発熱箇所を確認します。

残念ながら大きく発熱している箇所は電気の通り道となっているICチップ。
このICチップは漏電している際に大きく発熱するものの原因ではないことが多い部品です。

より詳しく、発熱するICチップの周辺を調査したところ、熱の持ち方が変なコンデンサを1個発見しました。

こちらのコンデンサを取り外したところ、回路が正常値となり、異常な発熱、漏電も回復しました。

フロントパネルを取り付けて直流電源で起動を試します。

リンゴマークを見守って正常に起動に至る事を確認しました。
起動したら、充電が出来るか、起動状態が継続するか確認してお客様にご連絡です。

無事修理成功、お渡しすることが出来ました。

電源復旧

関連記事

  1. iPhone8Plus(A1898)落下後に電源が入らない本体の電源復旧

  2. iPhoneXS(A2098)前兆もなく突然画面が暗くなって電源が切れた端末の復旧

  3. iPhone6s(A1688)強制再起動で本体反応が無くなった端末の復旧

  4. iPhone6(A1586)画面が映らない本体のデータ復旧

  5. iPhone 8(A1906)他店舗で修理不可と判断された起動出来ない本体の電源復旧

  6. iPhone6(A1586)水没後2年ほど使えていた後、突然起動しなくなった端末の復旧