iPhone6s(A1688)洗面所で温水に浸かってしまった端末の復旧

こんにちは。FIREBIRD修理センターの笹山です。

今年も残すところあと1週間あまりとなりました。
色々あった今年の最後に、やはり例年の習慣として「大掃除」をされる方も多いのではないでしょうか?

今日は洗面台に貯めた温水に浸かってしまったiPhone6sの基板修理を見ていきます。

iPhoneには水分に触れると赤く反応するシールが貼ってあります。
上記写真の通り、今回のiPhoneでも真っ赤になっています。

機種によって多少位置は異なりますが、基板の主要な箇所や、
本体内部などに付いており、修理者にとってはすごく大事な目印となるシールです。
Appleさんで修理をされる際も、きっちりと確認されています。

また、丸い円の金メッキ部分には錆びが付いています。
金でも純金から純度を下げたものには、錆びが発生するそうです。
同様に、金色のギザギザした「コネクタ」接点部分が黒く焦げているのも確認できます。

こちらの写真の中央付近に写っている、一部が焦げた「コネクタ」は、
画面表示やタッチ信号を、「部品と基板間」でやり取りする重要な繋ぎ目となります。
当然、電源もこのコネクタを介してディスプレイに渡りますので、水没によってかなりショートしています。

今回の故障原因はこのコネクタと、基板裏面に走っている電源回路に付いている
「チップコンデンサー」のショートであることがわかりましたので、それらを修復していきます。

水没により、元のお客様ディスプレイも点かなくなっていました。
データをUSBメモリに移行してお渡しする方法もありますが、iPhone6sですとディスプレイ交換の費用とあまり変わりません。
修理において比較的加熱箇所も少なかったので、お客様ご相談のもと今回はディスプレイの交換も承りました。
そうすると、操作もできるようになるのでお客様ご自身でデータのバックアップも可能となります。

当店スタッフは元々iPhone修理に長年携わってきましたので、交換もテキパキとこなせます。

やはりダメかもしれないと思っていた端末が直って届くのは嬉しいものです。

iPhoneを水没させるのは、電源が入ったパソコンに水をかけるのと何ら変わりません。
万一の事がありましたら、早急に修理店にお持ちいただく事をオススメいたします。

お困りの際はぜひFIREBIRD修理センターまでご相談ください!
iPhone水没復旧

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