iPhone12mini(A2398)原因不明で突然電源が入らない本体のデータ復旧

iPhone15シリーズはもちろん、古いiPhoneのご依頼もいただいています

発売から数年経った機種、古すぎて無理?と思うくらい古いiPhoneでもFIREBIRDでご依頼承ることができますので、
バックアップを取らないまま突然の故障等でなす術が無くお手元に置いておくしかないiPhoneがございましたら、
ぜひFIREBIRDのデータ復旧をご利用ください。

本日はiPhone12シリーズのデータ復旧ご紹介

突然充電が出来ず、電源も入らなくなってしまったiPhone12miniの修理をご紹介したいと思います。
外観は綺麗な見た目で、故障詳細に記載頂いた内容によると、思い当たる原因は特になく突然充電が出来なくなり、電源も入らなくなってしまったとのことでした。

内部も綺麗

調査を進めていき、本体内部や基板自体を確認したところ、こちらも見た目と同様に綺麗な状態でした。

外傷や心当たりが無くても基板は故障する

目視での確認が終わったら次は通電し、どういった起動不良、または動作不良が発生しているのかを確認していきます。

漏電が発生していました。
※電気を通した際に、電気が正しく流れずに漏れてしまう漏電状態。

漏電はどこで・どこから発生しているのか調査を進める

iPhone12シリーズも、上下2層に分割出来るタイプの基板です。漏電症状を確認したら、まずは分割の作業。

分割後は、上下どちらの基板で問題が起きているかを調べていきます。

上下どちらの基板で問題が起きているか確認出来たら、問題が発生している側の基板に対し、調査を進めていきます。
顕微鏡で見た目をチェックしつつ数値を計測して原因の回路、そして部品を特定します。

サーモグラフィで大まかに場所を特定することが出来る場合もあります。

不具合箇所の修復を実施しまして、修理環境下で無事に電源が入る事を確認できました。


しかし、修復後の基板を端末に戻し、お客様環境下での動作確認やランニングテストでは、
一定時間通電(起動したまま放置)していると基板がとても熱くなる現象を確認いたしました為、継続的な起動が難しい判断となり、iTunesの暗号化バックアップデータを取得し、データと共にご返却させて頂きました。

基板は起動するようになっても問題が残っている事がある

今回のご依頼のように修理環境下でしか安定して起動できない場合や、
水没影響を受けた端末で内部全体に水分が触れてしまい、基板、部品双方が複数壊れてしまうような状態である場合にはiTunesの暗号化バックアップデータを取得してご返却となる事があります。

その際には、お手元にパソコンがあるようであればUSBメモリにてデータをお渡ししたり、パソコンが無いという場合には別途お客様ご利用環境に合ったご案内を行っております。

データ復旧はFIREBIRDへ

バックアップが取れていない状態でiPhoneが起動しなくなってしまった際にはぜひFIREBIRDにお任せください。
データの救出、またはバックアップが出来る状態に修理出来るかもしれません。
ご依頼、お問合せをお待ちしております。

iPhoneデータ復旧

関連記事

  1. iPhoneXR(A2106)起床してしばらく使用後に起動しなくなった端末のデータ復旧

  2. iPhone SE(A1723)水没により電源が入らない本体の電源復旧

  3. iPhoneXS Max(A2102)自宅で突然起動しなくなった端末のお持ち込み修理

  4. iPhoneXR(A2106)発熱後に起動しなくなった本体のデータ復旧

  5. iPhone 6s(A1688)基板損傷によりバックライトが表示されない本体のバックライト復旧

  6. iPhone8Plus(A1898) 発熱による起動不良となった端末復旧

お電話でのお問い合わせも可能です!