こんにちは、FIREBIRDです。
本日ご紹介するのは、iPhone修理業者に持ち込んだものの「基板原因」として修理出来ないと診断されたiPhone8です。
iPhoneが壊れた時の対応はバックアップデータの有無で決める
iPhoneが壊れてしまった場合、
毎日iCloudでバックアップを取っている方、または定期的にiTunesバックアップを取得されている等で、データを取り出す必要がない方は、Appleストアでの「本体交換」や、新品でのiPhone購入となります。
新機種へのこだわり等がなければ、中古端末を購入する場合もあるかもしれません。
ですが、データのバックアップが無い場合は、新しいiPhoneの用意だけではデータは戻ってきません。
そこでデータ復旧を目的とした修理を行っているFIREBIRDの出番となります。
データを救出して新しい(別の)iPhoneへ
当店へご依頼頂くお客様は基本的にLINE等の連携をしておらず写真等のバックアップも一切取得していない状態で壊れてしまったiPhoneからのデータ復旧をご希望されております。
【まだ壊れると思っておらずあまりに突然だった】
【最近動作が怪しかったのでバックアップを取って買い替えしないとなー思っていたら壊れた】
といったお声もいただきます。
今回も、もちろんデータの復旧をご希望されてのご依頼でした。
起動しないiPhone8のデータ復旧(基板修理)
先ずは、一通り初期チェックを行いましたが、起動しませんでしたので、
一旦パネルを開けバッテリーから直流電源に繋ぎ替えて再度起動試験します。
すると、電流の数値が計測され、おおよそ3A近くあったため、基板側に不具合が起きている事が判明しました。
早速基板を本体から取り出し、詳細に調査を進めます。
サーモグラフィで撮った一瞬の発熱画像を参考に故障したコンデンサを特定し修復の作業を実施します。
一通りの修復作業を終え、直流電源で起動する状態であることが確認出来ました。
次にパネルを仮組し、直流電源につないだ状態で動作確認を行います。
起動時の電流変化も特に変わった様子はありませんでしたので、外したコネクター類をしっかり取り付け、本体に修復後の基板を戻し、パスコード入力画面まで問題なく起動・進行することを確認しました。
修理後の動作確認
基板を本体へ戻し、パスコード入力画面まで問題なく起動・進行したとしてもまだ気は抜けません。
バッテリー状態を見ると、かなり消耗していましたので、起動に必要な電力がギリギリ残っているといった具合でした。
充電がしっかり溜まっていくか、パスコード入力後に正常にホーム画面へ遷移するか等、しっかりと確認します。
問題なく充電され、パスコード入力後の動作確認も問題なく完了しましたので、部品交換無しでお客様の元へお戻しする事が出来ました。
iPhoneデータ復旧でお困りの事がありましたら、FIREBIRD修理センターまでぜひご相談ください。
FIREBIRDで出来る事
昔のiPhoneeから15シリーズまで、iPad、Android各種、データ復旧修理を受け付けております。
※2/3(月)より正式にiPhone16シリーズのデータ復旧受付が開始となります。通常よりもお時間を頂戴してのお預かりとなりますが、お困りの事がございましたらお気軽にお問い合わせください。