iPhoneをうっかり水没させて電源が入らなくなると困りますよね。iPhoneの中には写真やメール、LINEのメッセージ、音楽やゲームなど、大切なデータがたくさんあります。電源が入らなければ、これらのデータを取り出すことができません。データを取り出すためには、iPhoneの基板修理が必要です。この記事では、iPhoneを水没させた際の基板修理の重要性やおすすめの基板修理業者について紹介します。
iPhoneが壊れたときの「基板修理」とは？
iPhoneとAndroid端末の決定的な違いは、iPhoneはSDカードなどの外部記憶媒体には対応しておらず、iPhoneのマザーボード（基板）と記録部分が一体化していることです。この部分は分離することができず、すべてのデータも暗号化されています。写真やデータもすべてApple社独自の形式で保存されるため、PCにデータを取り出す際にもiPhone本体の操作が不可欠です。つまり、iPhoneからデータを取り出したりバックアップを取ったりするためには、電源が入ること、画面が映ること、タッチ操作が可能であること、PCに認識されることが必要となります。
iPhoneを水没させて電源が入らなくなっても、中のデータは失われているわけではありません。しかし、電源が入らないことにはデータの取り出しをすることはできません。そのため、iPhoneが正常に動く状態に戻してやることが必要です。電源が入らないのは水没によって基板が故障したことが原因であると考えられるため、基板の修理を行わなければなりません。基板には100個以上ものICチップが取り付けられており、それぞれのICチップごとにWi-Fiやカメラなど、iPhoneに備わった役割を担当しています。基板修理を行うことで、水没によってショートしたiPhoneの故障箇所に直接アプローチできるため、電源が入る状態まで復旧させることが可能です。データは100%復旧するとは言い切れませんが、基板修理に多くの実績を持つ腕の良い業者もあります。
基板修理はどこでも頼めるわけではない！
2020年現在、アップルストアおよびアップルオンラインサイトではiPhoneのデータ復旧サービスは行っていません。アップルストアで行っているサービスは、本体および部品の交換だけです。その際、基板を交換することになるため、データも消去されてしまい、初期化された状態になります。また、アップルストアでは基板修理のサービスは提供していません。街中にあるiPhone修理業者では、多くの場合、液晶パネルやバッテリー交換など部品の交換には対応しています。しかし、水没させたことによって基板がショートしたものやマザーボードが故障しているものについては対応していないところが少なくありません。
なぜなら、iPhoneの基板修理には高い技術力と知識が必要不可欠だからです。基板修理が必要な場合に、業者を選ばなければ、マザーボードに手を加えたものの手に負えないからと断られる可能性が高くなります。複数の業者を通せばそれだけ手が加えられる回数も増えるため、故障原因になった箇所の究明が難しくなる場合もあります。修理業者を選ぶ際には、パソコンやスマホの修理実績の数ではなく、iPhoneの基板修理の経験や実績がどれくらいあるのかを確認しなければなりません。確実に、かつ素早く大切なデータを復旧させるためには、信頼のおける業者に基板修理を依頼することが重要なポイントです。
おすすめの基板修理業者を紹介！
iPhone修理業者の「FIREBIRD」は、「サードオピニオン」という独自の方式を取り入れ、お客様の基板1台につき3名の基板修理技士が修理を担当しています。一般のスマホ修理店やキャリアショップ、公共機関からの修理依頼実績も多数あり、他のiPhone修理店では対応できないといわれたものでも基板の修理が可能です。一般の修理業者とは異なり料金体系が一律で明朗なため、安心して修理を依頼できます。また、成果報酬制を採用しているため、万が一修理ができなかった場合は本体・基板調査費用の4980円以外にはかかりません。これまでiPhoneの修理を80万台以上行ってきた実績を持つ業者です。
信頼できる業者に依頼してデータを守ろう！
iPhoneを水没させて基板がショートした場合、中のデータを復旧させるには基板修理が欠かせません。しかし、iPhoneの基板修理はアップルストアを始めとして街中のスマホ修理業者も対応していない場合が多々あります。iPhoneの基板修理には専門的かつ高度な技術が必要とされるためです。大切なデータを復旧させるには、iPhoneの基板修理の実績を多数持つ信頼のおける業者を選ぶことが大切です。
