【iPhone】削除されたデータの復元方法!バックアップなしの裏技も!

iPhoneデータ復旧 FIREBIRD

iPhoneを使っているときに、誤って写真などのデータを消してしまう人は少なくありません。また、後で必要になるのに、もう不要だと思って削除してしまう場合もあるでしょう。いずれにせよデータを復元できる可能性は残されているので、まだ諦めなくても大丈夫です。この記事では、iPhoneの削除されたデータを復元する方法について紹介します。

iPhoneのデータ復元方法①「最近削除した項目」

写真を削除する操作を行うと、カメラロールに表示されなくなります。そうなるとデータはもう残っていないと思いがちですが、この段階ではまだ消えていません。誤った削除を防ぐ機能により、iPhoneの内部に残っているのです。まず、写真アプリを起動して「アルバム」というボタンをタップしましょう。写真フォルダの一覧が現れるので、一番下にある「最近削除した項目」を選択します。その中から復元したい写真を選んで、画面の右下にある「復元」をタップすると、カメラロールに復活するのです。

消えた写真を元に戻したい場合は、どのようなケースでもこの機能を試してみる価値があります。しかし、削除から30日が経過すると、復元できなくなるので注意しなければなりません。30日までの日数は写真の上に表示されているため、簡単に確認が可能です。また、「復元」ではなく「削除」をタップすると、写真は完全に消えてしまいます。そうなると、もう復元できなくなるので気を付けましょう。

iPhoneのデータ復元方法②「バックアップ」

バックアップを用いて復元する方法は2つありますが、どちらもすべてのデータが上書きされるので注意しなければなりません。iPhoneには、iCloudで自動的にバックアップを実施する機能が搭載されています。1つ目の方法はその機能をベースとする方法であり、最初に行うのは設定アプリでバックアップの状態を確認することです。実施された日時や存在の有無を確かめて、問題がなければ復元に取りかかります。設定アプリの「一般」を選んで「リセット」をタップし、最後にiPhoneの消去を選びましょう。ここまで完了すると、iCloudに存在するバックアップを選択することで復元が可能です。

2つ目はiTunesを使って復元する方法で、1つ目の方法よりもシンプルな手順で行えます。ただし、データの削除前に、iPhoneをパソコンにつないでiTunesでバックアップをとっていなければなりません。復元するには、まずiPhoneをパソコンに接続してiTunesを起動します。「設定」のセクションから「概要」に進み、「バックアップ」にある「バックアップの復元」を指定しましょう。

iPhoneのデータ復元方法③「復元ソフト」

復元ソフトを使ってデータを元に戻すことも一つの手です。データが失われる要因として、間違えて削除したり本体をリセットしたりすることが挙げられます。また、iOSのクラッシュや水没によって消えることもありますし、パスコード忘れや盗難などが要因になるケースも見受けられます。こういった多様な要因で消失したデータを戻せるソフトが販売されているのです。それらは、iPhoneなどのiOSデバイスをスキャンして、紛失したデータを直接復元できます。

使い方は復元ソフトによって異なりますが、起動した後にパソコンとiPhoneをつなぎ、削除したデータのスキャンを実施するのが一般的です。その後はデータのプレビューを確認し、戻したいデータを選択するなどの操作で復元します。バックアップがない場合でも利用が可能ですが、公式の復元方法ではないので、あくまでも最終手段として認識しておきましょう。こうした復元ソフトはApple社製ではないため、使う場合は自己責任となる点に注意が必要です。

iPhoneは定期的なバックアップが大切!

iPhoneのデータが消えてしまっても復元できる見込みがあります。その成功率をアップさせたいなら、方法をしっかりと理解しておくことが欠かせません。また、バックアップがあれば、データの消失だけでなく他のトラブルが発生した場合でも、元の状態に戻せる可能性が高くなります。安心してiPhoneを使い続けられるように、定期的にバックアップを実施しておきましょう。

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