iPhoneで通話をしたときに相手に声が届かなかったり、動画やボイスメモで音声が録音されなかったりすると、日常生活はもちろん、仕事にも大きな影響が出てしまいます。
通話アプリや音声入力、動画撮影など、マイクを使う機会も多いため、マイクの不具合は誰にとっても身近なトラブルと言えるでしょう。
iPhoneのマイクが使えなくなる原因は、水没や落下による故障、ホコリの詰まりなどさまざまですが、「壊れた」と思っていたものが、実は設定やアプリの権限が原因だったというケースも少なくありません。
この記事では、iPhoneのマイクに不具合が起きた際のチェックポイントから、対処法、修理や交換を検討する際の注意点までを分かりやすく解説します。
マイクトラブルで困ったときの判断材料として、ぜひ参考にしてください。
目次
iPhoneマイク故障の主な原因と、故障が疑われる主な症状
iPhoneのマイクが故障する主な原因には、落下や強い衝撃によって内部パーツが破損してしまうケースや、水没による基板・内部部品の損傷、さらには一時的なソフトウェアの不具合などが挙げられます。
マイクにトラブルが発生すると、通話時に相手にこちらの声が届かない、ボイスメモや動画撮影アプリで音声が録音されないといった症状が見られます。
また、音がこもる、途切れる、あるいはまったく音を拾わないなどの状態が現れるのも、マイク故障が疑われる特徴的なサインです。
水没や落下など、物理的衝撃がマイク部分に与えるダメージとは
iPhoneのマイクトラブルが発生する原因として、最も多いのが落下や水没といった物理的な衝撃です。
落下や打ち付けによる衝撃は、iPhoneケースや保護フィルムだけでは完全に防ぎきれないケースも多く、マイクだけでなくスピーカーやカメラ、液晶画面など、さまざまな部分にダメージを与えることがあります。
特に内部基板やマイク部分はデリケートで精密な構造のため、ちょっとした落下であっても注意が必要です。
一方、水没した場合には、バッテリーや基板を含む広範囲にダメージが及ぶことがあります。
耐水性能を備えた機種であっても、わずかな水分の侵入によって、時間の経過とともにマイクの音量や音質が低下していくケースは少なくありません。
水没によりマイク部品が腐食すると、音声が入らない、途切れる、ノイズが混じるといった症状につながります。
機種によっては一定の防水性を備えているものもありますが、過信せず、水や衝撃には最大限注意を払いましょう。
ホコリやゴミによるマイクの汚れが音声不具合を招くケース
iPhoneのマイク動作に影響を与える要素として、意外と多いのがホコリやゴミの蓄積です。
マイクの小穴やその周辺部分に埃や汚れが溜まると、本来の音声収集機能が弱まり、声をうまく拾えなくなります。特に、ポケットやカバンから頻繁に出し入れする場合や、粉末状の異物が多い環境では、塵やゴミが内部に入り込みやすくなります。
また、充電口にゴミが詰まっていると、iPhoneがイヤホンジャックに接続されていると誤認識し、マイクが正常に動作しない現象が発生することがあります。
自宅でできる対処方法としては、柔らかい綿棒やエアダスターを使い、優しく掃除することが効果的です。ただし、清掃の際は強いエアーをかけたり、無理な力を加えたりしないよう、十分に注意しましょう。
清掃後も症状が改善しない場合は、部品の故障が疑われるため、修理を検討することをおすすめします。
iPhoneのマイクが壊れたと感じたときに、最初に確認すべきポイント
iPhoneのマイクが壊れているかどうかを判断するには、まず通話用マイクと収音マイク(録音用マイク)を、それぞれ異なる方法で確認する必要があります。
はじめに、通話用マイクの確認として、実際に電話をかけ、相手に自分の声がきちんと届いているか、あるいは通話中に声が聞こえないなどの症状が出ていないかを確かめてください。
次に、収音マイクの確認として、ボイスメモ機能や動画撮影アプリを使用し、音声が正常に録音できているかをチェックします。
これらの確認方法で、どちらか一方、または両方のマイクに不具合が見られる場合は、マイクのトラブルが疑われます。
通話やビデオ通話で相手に声が届かない場合のチェックリスト
通話やビデオ通話の際に自分の声が相手に届かない場合、その原因としては、iPhoneのマイクの不具合やアプリ設定の問題が多く見受けられます。
まずは、通話用マイクやスピーカー部分に汚れが付着していないか、またケースやカバーによってマイクやスピーカー部分が塞がれていないかをチェックしましょう。
そのうえで、標準の電話アプリを使用した場合と、LINEなどの通話アプリを使用した場合とで、症状に違いがあるかどうかを確認すると原因の特定がしやすくなります。
次に、音声が正常に録音できるかを確認するため、ボイスメモアプリや動画撮影機能を利用してテストしてみてください。
アプリを使用する際は、iOSの設定メニューで各アプリのマイク権限が正しくオンになっているかも忘れずに確認しましょう。
万が一、録音も通話も正常に機能しない場合でも、iOSのアップデートや端末の再起動によって改善するケースがあります。
動画撮影やボイスメモ録音で音が入らない時の、iPhone設定の見直し方
iPhoneで動画撮影やボイスメモを録音しても音が入らない場合は、設定の見直しを行いましょう。
まず、iOSの設定メニューから、各アプリがマイク機能の利用権限を持っているかを確認します。
そのうえで、マイク部分に水没や埃による汚れがないか、本体を目視でしっかりチェックしてください。内部にゴミが溜まっている場合は、丁寧に掃除を行うことで症状が改善することも少なくありません。
それでも不具合が残る場合は、一度iPhoneを再起動し、端末をリフレッシュしてみましょう。
iPhoneマイクが故障した時に、自分で安全にできる確認と応急対処法
基本的な確認を行っても解決しない場合は、修理を検討する必要がありますが、その前に応急的な対処を試してみましょう。
まずは、マイク穴の位置やカバーの装着状況を再度チェックし、汚れやゴミが詰まっていないかを確認した後丁寧に掃除します。iPhoneケースや保護フィルムが、マイク部分やスピーカーを塞いでいないかについても、見落としやすいポイントのため注意が必要です。
あわせて、最新のiOSへの更新や、設定メニューでのマイク権限の見直しも有効な対策となります。
マイク部分の確認と掃除する方法
iPhoneには複数のマイクが搭載されており、端末の上部や下部など、いくつかの場所に配置されています。マイクの故障や不具合が発生した場合は、まずすべてのマイク部分をしっかり確認することが大切です。
小さなマイク穴には、埃やゴミ、化粧品の粉末、食材の粉など、意外な異物が詰まっていることも少なくありません。
ベビーパウダーや片栗粉など、家庭で使う粉末が入り込んでいるケースもあるため、マイク穴まわりを目視で確認し、定期的に清掃することを心がけましょう。
掃除を行う際は、市販の柔らかい綿棒を使ってやさしく汚れを取り除き、大きなゴミについてはエアダスターを軽く吹きつけて除去します。
ただし、エアダスターを強く吹き込み過ぎるとiPhone内部にゴミが入ってしまい、内部パーツにトラブルを招く恐れがあるため、十分に注意してください。
iOS設定やアプリの権限メニューから、マイク機能の不具合を解決する方法
iPhoneのマイク不具合は、iOSの設定やアプリの権限を見直すことで解決できる場合があります。
まずは「設定」メニューから「プライバシー」→「マイク」を選択し、ボイスメモや通話アプリ、撮影アプリなど、必要な各アプリがマイクの利用権限を持っているかを確認してください。
マイクの利用権限がオフになっている場合は、オンに切り替えましょう。
あわせて、「設定」→「一般」から最新のiOSへソフトウェアアップデートを実施し、動作環境を最適な状態に保つことも重要です。
iPhoneのトラブルは、簡単な設定変更やアップデートで改善するケースが多くあります。
まずはソフト面から対応する意識を持つことで、故障リスクを最小限に抑えることが可能です。
マイクの交換・本体修理を検討する場合の注意点と、おすすめ対応業者
iPhoneのマイクが、掃除や再起動、設定の見直しをしても改善しない場合は、マイク本体や内部部品の深刻な故障が考えられます。
このような場合は、早めに修理や買い替えを検討する必要があります。
iPhoneのマイクを修理・交換する際は、高い精密性が求められるため、自己修理はおすすめできません。
近年のiPhoneは、基板やバッテリーなどの内部部品が複雑に配置されており、個人で作業を行うとコネクタや他の部位を損傷するリスクが非常に高くなります。そのため、必ず専門の業者へ依頼することが大切です。
原因の特定は自分では難しいケースが多いため、即日調査に対応している修理業者や、Apple正規サービスプロバイダの利用を検討してみてください。
修理専門業者による点検や対応であれば、マイクだけでなく、本体全体の修理やケアまで安心して任せることができます。
Apple正規サービスプロバイダと街の修理業者の違い、保証・費用の比較
iPhoneの修理には、大きく分けて「Apple正規サービスプロバイダでの修理」と「街の修理業者での修理」の2つの方法があります。
それぞれ特徴が異なり、特にApple正規サービスプロバイダでは、AppleCare+の加入状況によって費用が大きく変わる点に注意が必要です。
| 比較項目 | Apple正規サービスプロバイダ | 街の修理業者 |
|---|---|---|
| 修理の種類 | マイク単体修理のメニューはなく、本体交換に一括される可能性が高い | 部品単体の交換が可能な業者がある |
| 保証適用 | Apple製品一年限定保証やAppleCare+の適用が可能 | 修理を受けた時点でAppleの保証・サポートの対象外となる |
| 費用 | 保証の有無やモデルにより費用が大きく変動する。保証対象外だと高額になる場合も | Apple正規サービスプロバイダよりも安価になることが多い。修理価格はモデル・業者により異なる |
| 店頭修理時間/スピード | 予約状況に左右されるため即日対応が難しい場合も | 比較的即日対応可能な業者が多い |
| 修理後の保証 | Appleによる保証(限定保証、AppleCare+)が適用される | 業者独自の保証が付く場合がある |
Apple正規サービスプロバイダでの修理では、マイク単体の修理メニューがなく、故障時は本体交換での対応となる場合があります。
保証内であれば比較的安価に修理できますが、AppleCare+に未加入の場合や、保証対象外の損傷と判断された場合は、高額な本体交換費用がかかることがあります(費用は機種によって変動します)。
一方、街の修理業者では、マイク部品単体の交換に対応している業者もあり、価格や対応スピードが業者ごとに異なります。
どちらに依頼する場合でも、まずはAppleCare+などの保証サービスの加入状況や保証の適用条件を確認することが重要です。
その上で、修理内容や費用を比較し、安心して依頼できる方法を選びましょう。
Apple正規サービスプロバイダや街のiPhone修理店へ依頼する手順
Apple正規サービスプロバイダや街の修理業者に依頼する際は、まずiPhoneのバックアップをしっかり行うことが重要です。
設定やLINE、メモ、録音アプリなど、普段使用しているデータは、必要に応じてiCloudやPCに保存しておきましょう。
修理依頼時には、主な故障内容や症状を具体的にスタッフに伝えると、診断がスムーズに進みます。
Apple Storeでは本体交換や分解修理が可能で、街のiPhone修理店舗では分解修理に対応しています。修理完了後は、早ければ即日で利用を再開できる場合もあります。
ただし、AppleCare+や各種保証の利用可否、修理費用、保証期間については、必ず店舗で説明を受けてください。
また、不具合が再発しないよう、修理後には初期不良のチェックや動作確認を入念に行いましょう。
店舗修理や郵送修理を利用する場合は、事前に予約する時に故障した機種や症状を伝えておくとスムーズです。修理後も安心して利用できる環境を整えましょう。
修理依頼前のデータバックアップを忘れずに
iPhoneのマイク修理を依頼する前には、必ずデータのバックアップを行いましょう。
LINEや通話履歴、メモ、音声録音などのデータは、修理の過程で消失する可能性があります。
iCloudやパソコンを活用して、連絡先・メッセージ・メモ・写真・動画など、大切なデータを定期的に保存しておく習慣を身につけることが安心につながります。
水没などでデータに不安がある場合はFIREBIRDの利用もおすすめ
iPhoneの修理や部品交換の際、端末の基板に損傷があるなど、ハードウェアに問題がある場合、内部データのバックアップがうまく取れないことがあります。
大切なデータを失いたくない場合は、FIREBIRDのデータ復旧サービスの利用を検討すると安心です。故障した端末からでも、データの復元・復旧が可能です。
iPhoneの重要なデータを安全に取り戻したい方は、まずFIREBIRDに相談してみましょう。専門スタッフが端末の状態を確認し、最適な対応方法を提案してくれるので、安心して任せることができます。
iPhoneデータ復旧復元・基板修理サービス[FIREBIRD]について
交換・修理後の動作チェック方法とトラブル再発防止のポイント
iPhoneのマイク修理が完了したら、まずはボイスメモ、電話アプリ、動画撮影など、複数の機能を使って音声が正常に入力されているかを確認しましょう。
通話アプリだけでなく、音声入力を使うアプリすべてのチェックを行うことで、修理後の状態をしっかり把握できます。
また、通話相手や録音した音声を実際に再生して、音量や音質に異常がないかも確認するとより安心です。
マイクトラブルの再発を防ぐためには、日頃からのメンテナンスも重要です。
マイク周辺に埃やゴミが溜まっていないか定期的に掃除し、ケースやカバーがマイク穴を塞いでいないかも確認してください。さらに、充電口やスピーカー部分なども併せてチェックすると、音声トラブルの予防につながります。
こうした日常的な確認や清掃を習慣にすることで、長く安心してiPhoneを使用できる環境を整えることができます。
iPhoneのマイク故障対策のまとめ:今後も安心して利用するために
iPhoneのマイク不具合は、日常的な掃除やiOS・アプリの設定確認、マイク使用権限の見直し、端末の再起動や初期化など、自分でできる対処法だけで改善するケースも多くあります。
例えば、普段からマイク部分や本体を清潔に保つこと、そしてケースやカバーがマイクを塞いでいないかを定期的に確認することが大切です。
また、通話アプリやボイスメモ、動画撮影など、さまざまな場面で音声が正常に録音されているかをこまめにチェックしておくことも、トラブルの早期発見につながります。
水没や落下など、物理的なトラブルを防ぐためには、専用ケースや画面保護フィルムの使用もおすすめです。これにより、日常のちょっとした衝撃や水濡れからマイクや内部部品を守ることができます。
明らかにマイクの故障が疑われる場合は、Apple正規サービスや信頼できる修理店舗に早めに相談して修理を依頼することが重要です。
水没や落下などによる基盤の損傷が疑われる不具合で、内部データのバックアップが難しい場合はデータ復旧サービスも検討しておくと良いでしょう。
修理時には、費用や保証内容についても事前に確認しておくと安心です。
日頃からトラブルを未然に防ぎ、iPhoneを安心して長く使うためにも、今一度お手持ちの端末のマイク状態や設定を確認してみましょう。少しでも気になる症状があれば、早めの対処や専門業者への相談が、大切なデータや端末を守ることにつながります。
iPhoneデータ復旧復元・基板修理サービス[FIREBIRD]について
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