iPhoneを使っている場合、定期的に「アップデート」を行うことが必要です。ただ、アップデートは非常にデリケートな作業といえます。アップデートに失敗した場合、iPhoneにさまざまなトラブルが起こることもあるため、要注意です。万が一、アップデートに失敗した場合は「どうすればいいのか」「修理が必要なのか」など、不安になる人もいるでしょう。そこで、この記事ではアップデートがうまくいかない原因や、対処法について紹介します。
アップデートがうまくいかない原因
iPhoneに入っているiOSを正常にアップデートできないと、動作環境に問題が生じることがあります。そもそも、アップデートがうまくいかない原因にはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
バッテリーが少ない
アップデートがうまくいかない原因には、まず「バッテリー不足」が挙げられます。iPhoneのアップデートは、内容によってそれなりの時間がかかることがあります。さらに、充電を多く消耗する可能性があるため、注意が必要です。万が一、アップデートの最中に充電がなくなってしまった場合、うまくいかないことがあります。こうしたトラブルが起こらないように、充電が少ないときはアップデートをしないように気を付けることが大切です。十分に充電をしたうえで、アップデートを実行しましょう。もし、「充電が切れないか心配」という場合は、充電ケーブルに接続したままアップデートを行うことも方法の一つです。
Wi-Fi・電波が弱い
アップデートの成功は、環境によっても左右されます。万が一、Wi-Fiや電波が弱い環境下でアップデートをした場合、失敗するリスクがあるため注意しましょう。アップデートでは、ファイルのダウンロードが必要です。このとき、電波が弱いと通信が不安定になり、結果としてダウンロードが失敗してしまう原因につながります。そのため、電波が弱い環境ではアップデートを行わないことが基本です。
また、アップデートでは大量の通信容量を使うことになり、モバイルデータ通信ではうまくいかない可能性があります。iPhoneのアップデートは、「移動中などの空き時間に済ませよう」と考える人もいるかもしれません。しかし、外出時などの不安定な電波環境はなるべく避けたほうが無難です。自宅など、安定してWi-Fiに接続できる環境でアップデートするように心がけましょう。
対処法
気を付けているつもりでも、何らかの影響によってアップデートがうまくいかないこともあります。アップデートに失敗した場合、「Appleのロゴが出て固まる」「リカバリーモードになる」などのトラブルが起こる可能性があるため要注意です。これらのトラブルが起きたとき、冷静に対処できるようにパターン別に対処法を確認しておきましょう。ただし、ここで紹介するのはあくまでも自力での対処法であり、必ずしも改善するとは限りません。対処法を試しても改善されない場合は、修理店に依頼して状態をチェックしてもらいましょう。
Appleのロゴが出ている時
アップデートがうまくいかないと、「Appleのロゴが出て固まってしまう」ことがあります。この場合は、焦らずに待ってみることが対処法として挙げられます。なぜなら、iPhoneのアップデートは時間がかかるため、更新作業が終わっていない可能性があるからです。そのため、画面が固まっているからといって安易に強制終了はしないように気を付けましょう。
しばらく時間を置いても状態が変わらない場合は、Wi-Fiの接続が問題となっている可能性があるため、接続状況を確認する必要があります。接続状況に問題がなく、かなりの時間が経っているのにアップデートが終わらない場合は、強制再起動や強制終了をしてみることも一案です。ただし、強制終了を行うとデータが消えてしまう可能性もあります。なお、強制再起動のやり方は機種ごとに異なります。Appleの公式サイトなどで手順をきちんとチェックしておきましょう。
リカバリーモードになった時
黒い画面にiTunesのマークが現れた場合は、「リカバリーモード」になっています。リカバリーモードの場合は、「再起動」を行うことが基本的な対処法です。パソコンとiPhoneをケーブルでつなぎ、iTunesを立ち上げましょう。その後、指示に従ってアップデートを実行します。アップデートができない場合は、データを初期化して「再アップデート」を行いましょう。ただし、初期化を行うとiPhone内にあるすべてのデータが消えてしまいます。安易に初期化するのではなく、きちんとデータが消えるリスクについて考慮したうえで実行しましょう。
修理するならFIREBIRDに!
アップデートに失敗した場合、いくつかの対処法があります。しかし、これらの対処法は少なからずデータの初期化や破損のリスクがあるため、慎重に行うことが大切です。「対処法を試しても直らない」「自力での対処が不安」という場合は、修理店に依頼しましょう。修理店のなかでも「FIREBIRD」はデータを復旧し、初期化してくれる修理サービスを提供しています。アップデートによるトラブルに悩んでいる人は、FIREBIRDに相談してみましょう。