iPhoneXS(A2098)エラー14でリンゴマークから進まなくなった本体のリンゴループ復旧

エラー14、エラー1110の原因

リンゴマークが点灯し続ける、リンゴループする、そんな症状の場合には、公式ではiTunesアップデートをお勧めされます。
しかし、iTunesアップデートでエラーが出てしまって直らない。
その際にエラーの番号が14、または1110であった際には容量過多が原因となっていることが多いです。

なぜ容量過多でリンゴループに陥るのか

iPhoneはもちろん、容量が少なくなってきた際に警告を表示しています。
その際に写真を消したり、アプリを消したりして容量を減らしたという方もいらっしゃるかとは思います。
しかし、写真の数枚~数十枚程度、アプリの数個程度ではまたすぐに容量はいっぱいになってしまいます。

スマホもパソコンも動く為にメモリを使用する

意外と見落とされがちなのが、保存の為ではなく、動作・処理の為にもメモリ容量が使用されることです。
データの整理移動が出来ないぎちぎちにデータが詰まった状態では、起動させるための処理も出来なくなってしまい。あるタイミングで処理が重なったり、圧縮したデータが解凍されたり、アップデートファイルがダウンロードされたりなどがきっかけで起動不良に陥ってしまうことがあります。

リンゴの点き方は短時間?長時間?

容量過多による起動不良の場合の特徴としては、リンゴのマークが比較的長時間点灯し続けることです(iOSなどによって挙動が変わる事もあります)

リカバリ画面から変わらなくなってしまうことも

iTunesによるアップデート失敗等によってシステムが壊れた際には、リカバリーモードと呼ばれるPC接続を促す画面から動かなくなってしまうこともあります。

過去にエラー14が出てその後保管したままとなっていたiPhone


今回のご依頼品は過去にエラー14が出て、当時は直す手段が無く、保管したままとなっていたiPhoneXSです。

リンゴループ状態からリカバリーモードに移行させてシステム修復の準備をします。

回復画面で処理が成功したらデータ回復完了


故障状況によって、この回復画面は出る場合と出ない場合があります。
この回復画面は、iPhoneが異常終了した後に起動した際にデータの修復を試みるモードです。
尚、この処理に失敗してしまうようですとデータ習得は不可という結果となります。

修復により起動するようになってもデータ容量はギリギリ


こちらは修復に成功したご依頼品の設定情報画面です。
512GBの本体に対して、使用可能容量が17GB。多いように見えますが、一旦の起動の後にも画像等の修復が引き続き本体内で続いていることがありますので丸一日程度放置すると使用容量が変動することもあるので注意が必要です。

修復後の本体は可能な限り速やかにバックアップを取得頂いております。
容量がいっぱいで起動不良になってしまった。リンゴループになってしまった際にはFIREBIRDへご依頼ください。

いっぱいの思い出を復元できる可能性があります。

iPhoneリンゴループ復旧

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