iPhone8(A1906)川に水没させてから起動出来ない本体の水没復旧

こんにちは、FIREBIRDの佐々木です。
夏場に多くなるご依頼はやはり水没です。
海、川、プールに豪雨、水濡れの危険がいっぱいです。

コロナが流行してからは、バブルまみれになるイベントや、水族館のイルカショーによる水しぶき、水かけイベント等による水没は無くなりましたが、お子さんが小さい家庭でのおうちプールやお風呂でのご自宅での水没が増えたように感じます。

水道水で本体を洗っているシーンがあるiPhoneのCMが流れていますがAppleの公式サイトに記載されている通り、「水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。」
CM中にも小さな文字で書かれているようですが、一時停止しないと読めないサイズ、時間ですね。

また、公式サイト上には「石鹸、洗剤、酸や酸性の食品、および液体 (香水、虫除け、ローション、日焼け止め、油、接着剤リムーバー、毛髪染料、溶剤など) が iPhone に付かないよう、極力注意してください。」という表記があるのですが、こちらに記載されている溶剤は、フロントパネルとフレームをくっつけているパッキンシールを溶かし、緩くしてしまうようです。

・石鹸で洗う習慣があります
・洗濯機で誤って洗ってしまった
・鞄の中で香水瓶が割れて香水まみれになってしまった

というようなコメントの修理品を分解しますと、初めて分解した本体でも簡単に開封出来てしまうことがあります。

水濡れに気を付けるとともに、界面活性剤等の油を溶かすもの、そして油分が多めのものにもお気を付けください。

今回のご依頼品は、川に水没させてから起動しなくなってしまったiPhone8です。
分解して、まずは水没の程度を確認します。
内部は乾燥しきっている様子でしたが、フロントパネルに貼られている水没に反応するシールは真っ赤に反応していました。
しかし、基板側のシールは白色、基板側の水没シールはかなり上側についていますのでiPhoneの下半分だけ浸かった可能性が大です。

恒例の漏電チェックでは漏電無し。

漏電が無かった場合は通電して起動に必要な電流が正常に流れるかの確認を実施します。

ここで、起動させようとした直後に漏電が発生することが判明しました。

得られた情報から、故障している部品があるはずのラインをチェックしていきます。
故障箇所を発見したら適切に処置を実施して再度の通電確認。

明るさ調整のケーブルを繋いでいない為、画面が暗めではありますが、起動しタッチが可能なことが確認できました。

フレームに基板を戻して各部品を繋げて新たな問題が確認出来なければ修理完了です。
海没、川没、プール没、洗濯機で洗った等、水没復旧はFIREBIRDへご相談ください。
部品交換店では直らなかったiPhoneもFIREBIRDでデータ復旧できる可能性があります。

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