iPhone7(A1779)使用中に突然画面が映らなくなった本体のバックライト復旧

こんにちは、FIREBIRDの佐々木です。
本日は、YouTube閲覧中に突然画面が映らなくなったiPhone7のご依頼をご紹介致します。

休憩中、就寝前にYouTube等で動画視聴、皆様されていらっしゃるかと思います。
この時に基板が壊れてしまう事が意外と多いのはご存じでしたでしょうか。

動画視聴中は、バッテリーの減りが早くなる為、充電しながら観る方が多いですよね。
充電でどんどん電気が供給されている中、iPhoneは画面表示に表示させるデータの受信にスピーカーから遅延無く音楽を鳴らしてとフル回転で働くことになり、複数の回路に負荷がかかりやすい状態であると言えるでしょう。

今回は負荷がかかっていた箇所のうち、画面に症状が出たという事になります。
画面は表示されないものの、ホームボタンに触れた際やマナースイッチ等を切り替えた際、充電ケーブルの抜き差し等でバイブレーションが確認出来るといった、画面は表示されないけれど、起動はしているものと推測できる状態となった為、お客様はまずiPhoneの部品交換を取り扱う店舗に持ち込んでみたとのこと、しかし残念ながら部品交換では症状が改善出来ずFIREBIRDへご依頼頂きました。

画面の表示が出来ないという症状の場合、基板上の細かなチップ一つ一つの数値を測って問題のある回路を探します。

フロントパネルを取り付けるコネクタの部分とコネクタから繋がる回路を順に確認していきます。

フロントパネル部品と基板に接続するコネクタ、コネクタと画面表示を司るICチップ、CPUと信号や電流をやり取りする中で、CPUにまでダメージが到達してしまっていると修理不可となってしまいます。
CPUは替えのきかない部品となっていますので、CPUまでの間に問題が無いかをまず探します。
そしてCPU原因しか考えられないことが判明した場合は申し訳ございませんが修理不可という結果となります。

今回はCPU原因ではなく、電気を溜めるコンデンサの一つの故障が原因となった画面表示不良でした。

数値が正常に戻ったら部品を取り付けて表示不良が改善したか確認します。
無事画面が点灯するところまで修理することが出来ました。

お客様の本体に取り付けられていたフロントパネル部品は幸い故障しておらず基板修理のみで表示タッチ共に問題無く使用できることが確認できましたので組み立てて動作を確認し、お客様へご返却となりました。

回路を一つ一つ確認する必要がある為、漏電故障よりはお時間かかりますが、ICの問題でなければ到着日の当日中に修理が完了することもあります。

バイブレーションや音はするのに画面が映らなくなってしまった際、まずは部品交換をお試しください。
部品交換では直らないということが判明した際にはぜひFIREBIRDへご依頼ください。
バックライト復旧、画面表示不良の復旧共に修理対応しております。

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