iPhone 6(A1586)発熱後に画面が映らない本体のバックライト復旧

こんにちは、FIREBIRDの佐々木です。
本日ご紹介致しますのはiPhone6の基板修理です。

2020年11月22日現在のApple提供の最新iOSバージョンは14.2ですが、
iPhone6は対応のiOSが12.4.9までとなっています。
iOSが離れすぎるとゲームやアプリ等が動作しなくなることもあります。
その為、iPhone6以前の本体の使用を続けているという方はだんだん少なくなってきていますが、基本アプリしかほぼ使用しない方や、逆に古いOSでしか動作しないアプリを使用している方等はまだまだお使いかと思われます。

今回ご依頼頂いたiPhone6は充電していたところ急に画面が真っ暗になって起動しなくなってしまったとのこと。また、その際に本体の背面が発熱していたそうです。

近所の部品交換を実施している修理店に持ち込んだところ、フロントパネルとバッテリーを仮付けしてみたが直らなかったとのことです。

到着した本体を分解して初期チェックを実施します。

フロントパネルは非純正でしたが、内部は水濡れ跡、汚れ無く綺麗な状態でした。
充電中の故障でしたのでショートして漏電している可能性がありますので直流電源に繋いで漏電をチェック。

漏電はありませんでした。

次は基板だけで起動時の電流の流れ方をチェックします。
起動まではいかないもののリンゴマークが点いていそうな挙動をします。

しかし、フロントパネルには何も映りません。

そこで、基板上のカバーを取り外してフロントパネルの液晶表示やバックライトの機能を司るICや部品が集まっている場所を確認してみました。

目視ではわかりませんでしたが顕微鏡で確認したところ、ダイオード、コンデンサと呼ばれる部品が変色し、焦げたような状態になっていることを確認しました。

銀色の部分の抵抗値を測定し、問題が発生していることを確認した後に焦げていた部品を取り外します。

部品を取り外した後は部品が取り付けられていた足を測定し、数値がどう変わったかを確認した後に部品交換です。

焦げていた部品を取り換えた後は、再度の起動確認です。

ライトで照らしてやっと見える状態ですが起動しパスコードの入力画面までたどり着けることを確認しました。
フロントパネルの液晶表示機能が改善した状態です。

あとはバックライトが点けば大丈夫。

焦げていた部品と症状から導き出される故障部品をさらに交換したところ、

無事、通常の明るさでリンゴマークが点きました。

きちんとパスコード画面まで行けることを確認したら本体をくみ上げて再度の動作確認。
問題無ければ修理完了となります。

バックライト復旧

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