iPhone12のご依頼増加中
FIREBIRDでは、ここ数ヶ月iPhone12のご依頼が増加しています。
iPhone12シリーズは2020年10月の発売でしたのでiPhone12シリーズをお持ちの方々は約1年半のご利用かと思います。
新品のiPhoneを購入するとなると1台約10~15万円ですので、それが2年もたたないうちに壊れてしまうなんて、なかなかにショックな出来事です。
iPhone12が壊れる原因は?
iPhone11よりiPhone12の販売台数が多かったためにiPhone12の方が修理のご依頼も多いという考え方も出来なくはありませんが、他にも原因があるように思えます。
iPhone12と言えば、USB-C – Lightningケーブルが付属され、電源アダプタが同梱されなくなったモデルです。
USB-C – Lightningケーブルでは急速充電が可能となっており、電源アダプタを別途購入された方も多いのではないでしょうか。
しかし、電源アダプタが同梱されなくなったことで、以前のiPhoneで使用されていた電源アダプタやケーブルを入れ替える変えるタイミングを失った方もいらっしゃるはずです。
壊れたケーブルやアダプタ、非純正や規格外品等を使用する事でiPhoneの故障確率はぐっと上がります。
iPhone12が発売後1年半で故障が増えてくる原因の一つになっていたりするのではないでしょうか。
充電中に電源が入らなくなった
今回のご依頼品であるiPhone12は、充電して暫く放置したところ画面が真っ暗のままになっていたので電源をつけようとしたが起動しないとのことでご依頼頂きました。
充電中の故障は基板ショートが原因であることが多い
充電中に故障する事例は基板修理内では非常に多いです。
充電中には電気の負荷がかかりやすく、部品が故障しやすい状態です。
もちろん、精密に設計されて作られたiPhoneは電気の負荷が分散され壊れ辛いように作ってはいますが、日々の使用習慣、充電習慣等によって酷使される(弱った)部分が出てきてしまうのでしょう。
基板上の部品が壊れたら部品交換では直らない
基板上の部品が壊れてしまった際に部品交換をするお店に持ち込んだ場合、
新しいバッテリーを仮で付けると基板が異常発熱するという診断が出るかと思われます。
そんな時にはFIREBIRDにご依頼ください。基板修理で状態が改善する可能性が高いです。
電気が漏れる
部品がショートしてしまい、「短絡」と呼ばれる状態となると、通電した際に電流が漏れてしまうようになります。
壊れている場所が熱い?
壊れている場所=発熱箇所ではありませんが、発熱箇所は故障箇所を特定するのにとても役立ちます。
発熱、数値、見た目
発熱している部品はどこか?回路の抵抗値、見た目に焦げ等はないか、複数の要素から故障箇所を導き出して修理します。
起動したあとは
起動するところまで改善したあとは、起動状態、動作が安定するかを確かめながら組み立て、
お客様の手にお渡ししてお客様ご自身でデータを取得可能か?
それとも修理環境下でデータの取得が必要か?等、修理結果に応じてお渡しのご用意、追加調査、データ取得に進みます。
起動しない本体から欲しいデータがある!そんな際にはFIREBIRDをご検討ください。
iPhone電源復旧