【iPhone】リンゴループのエラーコード「4013」を解決するには

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iPhoneを使っていると、突如としてAppleのロゴがループするエラーが発生することがあります。iTunesに接続すると「4013」という番号が表示されるものの、どのような対応を取ればよいかわからない人も多いでしょう。ここでは、エラーコード4013が起きた場合の対処法を紹介します。iPhoneを無事に再起動させ、データを復旧させるために役立ててください。

エラーコードとは?

エラーコードとは、iPhoneに不具合が起きた際に表示されるコードのことを指します。それぞれのコードは、OSアプリケーションソフトに関する処理エラーに対応しています。「モバイル通信をアップロードできませんでした」のような文面または番号が、iPhoneまたはiTunes画面上に出現するのを見たことがある人も多いでしょう。エラーコードはエラーの種類と内容を簡潔に表しているので、サポートセンターに問い合わせるとどのようなコードが出たか聞かれることも少なくありません。

エラーコードには、iPhone内のデータにかかわる重大なエラーを報告するものがあります。なかでも慎重に対応したいのが、9・4005・4013・4014の4種類のコード。これらは、iPhoneのアップデートや復元時の不具合を示唆しています。特に、appleのリンゴマークのロゴが出たり消えたりしている場合は、エラーコード4013に相当する可能性が高いでしょう。

エラーが表示されるときの解決策

iTunes画面上に「iPhoneを復元できませんでした。不明なエラーが発生しました (4013)」のような表示が出ていれば、iPhoneのアップデートを試してみてください。まず、パソコンのOSを最新のものにするべく最新バージョンのmacOSやiTunesをインストールしましょう。OSを更新したら、iPhoneを強制的に再起動します。強制再起動では、画面が正常に表示されなくても操作が可能です。方法は、iPhoneの世代により異なるので、手持ちのiPhoneがどの世代に相当するか確認しておきましょう。iPhoneの世代は大きく分けて3種類。まず、2020年に発売されたiPhone SEなどのようにiPhone 8以降のデバイスについて説明します。最初に、音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放します。その後、サイドボタンをAppleのロゴが表示されるまで長押しすると強制再起動が実行されるでしょう。

ほかの世代については、iPhone 7・iPhone 7 Plusはサイドボタンと音量を下げるボタンを、iPhone 6S以前のデバイスはホームボタンとサイドボタンをAppleのロゴが表示されるまで押し続けます。強制再起動ができたら、iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、iTunes上で問題のiPhoneを選択してください。アップデートするか復元するかの選択画面が表示されるので、「アップデート」をクリックしてソフトウェアを再インストールしましょう。このような手順で一連の動作が正常に行われると、個人データはそのまま引き継がれる可能性が高いです。

それでも解決しない場合の対処法

iPhoneがアップデートできたとしても、リカバリーモードで起動するケースもありますよね。リカバリーモードで起動した際は、「復元」を選択しましょう。アップデートするか復元するかの選択画面で、以前のバックアップデータを選び復元を実行します。それでも解決しない場合は、パソコンがアップデート中でないか疑ってみましょう。アップデートの途中であったり操作に失敗したりすると、ソフトとの互換性が取れないなどの理由でさまざまな不具合が発生しがちです。未実施のアップデートがないか確認してみてください。

ほかにもUSBケーブル、パソコン側に問題がある可能性も考慮すると良いでしょう。別のケーブルやパソコンに変えるなどといった対処法が挙げられます。なお、このような対処法を実施しても状況が改善しなければ、Appleに問い合わせてみてください。

エラーコードには一つひとつ対応していこう!

Appleのロゴがループした状態になる4013エラーは、iPhoneの復元やアップデートに問題がある可能性を示しています。パソコンやiTunesのバージョン、使用しているUSBケーブルやパソコン本体など、エラーの原因は複数考えられるでしょう。それでも、ひとつひとつチェックしていけば、状況が改善する可能性は高いです。iPhoneを正常な状態に戻すために、落ち着いて対処していきましょう。

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