水没スマホ救済法!電源が入らない問題の解決策

iPhoneデータ復旧 FIREBIRD

スマホの水没で電源が入らないお悩みは、これを読めば解決できます!

本記事では、水没スマホの応急処置と復旧方法について徹底解説します。
スマホの乾燥方法やバッテリー・充電に関する注意点、そしてデータ救出の可能性についてご紹介します。

さらに、メーカーによる正規修理サービスと非正規の修理サービスの違い、更に修理サービスの中でも通常の修理サービスと専門家によるデータ復旧サービスの違いについても解説していきます。

最後にスマホ水没の予防策もまとめてご紹介します!
この記事を読むことで、水没したスマホの救済法や対策をしっかり理解できるでしょう。

スマホの水没で電源が入らない原因

スマホが水没した際に電源が入らなくなる原因は、主に水分が原因のスマホ内部のショート、基板やパーツの腐食などが考えられます。
また、スマホを使っている本人に自覚がない場合でも、スマホの水没により故障の症状が見られる場合もあるため、水没が疑われる症状には注意が必要です。

水没したスマホの内部ダメージは

水没したスマホの内部は、水分が内部の電子部品に触れることでショートや腐食などの深刻なダメージを負います。
そしてタッチ不良や画面表示の不具合、スピーカーから音が出ない、電源自体が入らないなどのさまざまな不具合を引き起こすため、早めの処置が必要です。

故障の兆候が見られる場合も

水没による故障の兆候の一例としては、例えばスマホのタッチが効かなくなる、カメラのレンズに曇りが見られる、スピーカーから出る音がこもっている などの症状が出る場合があります。
これらの症状が現れた場合、すぐにスマホの電源を切り専門の業者に修理を依頼する必要があります。

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水没の応急処置・復旧方法

スマホが水没してしまった場合、すぐに電源を切り水分を取り除くことが重要です。
その理由は、水分が内部に入り込むことでショートが起こり、故障の原因となるためです。
次にスマホカバーなどのアクセサリ類を外し、SIMカードやSIMトレー、SDカードを取り出しましょう。
カード類やトレーに水分が付いている場合は拭き取ります。

乾燥方法:自然乾燥かドライヤーか

水没したスマホの内部を乾燥させるには、自然乾燥で乾燥させるようにしましょう。
自然乾燥させるには、水没したスマホをシリカゲルなどの乾燥剤と一緒に密閉容器、もしくはジッパー付きのビニール袋に入れ、その状態で丸一日以上保管します。
時間はかかりますが、腐食などのリスクを最小限に抑えた上で安全に行える方法です。

「ドライヤーを使えば簡単に乾燥できるのでは?」と思うかもしれませんが、温風による熱が内部部品やバッテリーに悪影響を与える可能性があるため、使わないようにしましょう。
また、冷風の場合でも風圧で水分がさらに内部に侵入し基板の損傷を引き起こす場合があるため、ドライヤーは厳禁です。

水没スマホのバッテリーに注意

お使いのスマホが水没してしまった場合、特にバッテリーについては注意が必要です。
まずスマホの充電に関しては、端末が完全に乾燥してから再開することが重要です。
乾燥が不十分な状態で充電を行うと、ショートや発火のリスクがあります。
そのため徹底的に乾燥させた後で充電を行い、動作確認をします。
万一動作に問題がある場合、専門の修理業者に相談し水没修理を検討するか、機種変更をすることをおすすめします。

iPhoneとAndroid端末:対処方法と修理費用の違い

水没の適切な対処方法は、機種や水没の状況によって異なります。
例えば、iPhoneが水没した場合、充電時に液体検出の警告が出る場合があります。
その場合、iPhoneの内部が完全に乾くまで自然乾燥させたあと、充電を再開するようにしましょう。
Androidスマホの場合は、メーカーによってスマートフォンの構造や防水性能が異なるため、メーカー公式や携帯キャリアのWebサイト等で対処法を確認した上で処置を行うことをおすすめします。

そして、修理にかかる費用もiPhoneとAndroidスマホでは異なります。
水没の場合、原則メーカーやキャリアの保証の対象外となり、AppleCare+や保証・補償サービスの加入状況によって金額が大きく変わるため注意が必要となってきます。

電源が入らない場合:諦めずに復旧方法を試す

水没し、電源が入らなくなった場合、スマホからデータを救い出すことはできるのでしょうか。
日常的に端末のバックアップを保存している場合、新しい端末にバックアップデータを復元することでデータの喪失を防ぐことが可能です。
バックアップが無い場合は、専門業者による修理やデータ復旧サービスを利用することで、スマホが元通りに使えるようになったり、データ復旧により壊れたスマホからデータが取り出せる可能性があります。
まずはバックアップの有無を確認し、水没した端末からデータを取り出したいかどうかを検討した上で修理もしくはデータ復旧を検討しましょう。

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修理とデータ復旧サービスの違いを解説

スマホが水没し修理を検討する場合、大きく分けて「正規修理サービス」と「非正規の修理サービス」の2種類のサービスがあります。
そして非正規の修理サービスは「修理サービス」に加えて「データ復旧サービス」を提供している専門の業者があり、それぞれサービス内容に違いがあります。

正規修理と非正規修理の違い

まず、正規修理サービスとは、スマートフォンのメーカーが提供する公式の修理サービスで、メーカーの認定を受けた修理センターで行われます。
正規修理サービスの最大のメリットは、メーカーが提供する保証やサポートを受けられる点です。
しかし、スマートフォン(iPhone・Android)の水没はメーカーの保証規定において原則保証対象外とされています。
もしキャリアの補償サービスに入っている場合、所定の金額負担で新しいスマホに交換できるサービスもあるため、入っている場合は忘れずに確認しましょう。

それに対し、非正規修理サービスはメーカーの保証が無効になるというデメリットはありますが、メーカー修理と比べ比較的スピーディーに修理ができ、さらに修理費用もメーカー修理と比べ安価な場合が多いです。
さらに店舗独自の保証も提供される店舗が多い点もポイントです。
しかし、メーカーの正規修理と比べて部品の品質や作業の技術にばらつきがあるため、適切な業者を選ぶためにはウェブサイトで検索し、料金や保証内容、口コミなどを慎重に比較検討する必要があります。

このように水没修理においては、正規修理と非正規修理の違いや現在の保障内容、修理費用や本体交換の費用などをしっかりと比較検討した上正規・非正規どちらに依頼をするかが重要となってきます。

非正規修理サービス:修理とデータ復旧サービスの違い

そして、非正規の修理業者による修理サービスには、「修理サービス」に加えて「データ復旧サービス」を提供している場合があります。

スマホの修理サービス、特に水没修理の場合は、故障箇所を特定するため基板の洗浄作業を行ったり、故障が疑われるパーツの交換作業を行い、最終的にスマートフォンが正常に動くように修理を行うサービスです。

それに対しデータ復旧は、水没などの故障によって発生したデータ喪失の問題を解決するためのサービスです。
修理と同様に故障個所の特定や修理を行い、動くようになったスマホから大切なデータや写真、連絡先などのデータを取り出し復旧したデータをお客様に納品するサービスです。

データ復旧の一般的な流れとしては、まず基板を調査をするための費用が必ず発生し、データの取り出しが成功した場合、成功報酬費が別途発生します。
不具合の内容により成功報酬費が変動し、費用も修理と比べて高額になります。
もしデータが取り出せなかった場合も調査費用がかかるため、注意が必要です。

しかし、スマホ内の大切なデータを取り出したい場合、高い技術を持つ専門のデータ復旧業者に依頼することで、諦めていたデータを取り戻すことができる可能性があります。

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水没を防ぐための予防策

水没を防ぐための予防策は、ふだんからの使い方が重要です。
湿気の高い場所や水没の可能性がある場所でスマホを使用する場合は、防水ケースの使用も検討しましょう。
また、iPhoneとAndroidでは防水機能に違いがあるため、各メーカーの防水性能についての注意書きや水没の際の保証内容も確認しておくことで万一の際も安心できます。

iPhoneとAndroidスマホの防水機能の違い

iPhoneとAndroidスマホでは、防水機能に違いがあります。
iPhone7以降の機種は、IP67またはIP68等級に適合しており、優れた防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えています。
また、iPhoneXR以降のモデルは、コーヒー・紅茶・ジュースやビール等、一般的な飲み物をこぼしてしまった場合の耐性もあります。
一方、Androidスマホは、機種によって防水機能や性能が異なります。
そのため、メーカーや販売キャリアのwebサイトで防水性能を確認しておきましょう。

普段の使用方法に注意する

スマホの水没を防ぐため、普段から以下の点に注意しましょう。

・お風呂での利用に注意
防水ケースを使っている場合でも、防水ケースの仕様や使い方、劣化などによりスマホ内に湿気が侵入し、水没の原因となる可能性があります。

・寒暖差による結露に注意
寒い屋外から暖かい室内に入った場合や、窓際などにスマホを置く場合などは特にスマホの結露に注意しましょう。
寒暖差でスマホの内部に結露が発生し、水没の原因となる可能性があります。

・雨の日の使い方に注意
雨の日や雪の日の屋外での使用にも注意が必要です。
バッグが濡れてしまい、中に入れていたスマホも濡れてしまった、充電コネクタに雨が当たってしまったなど、水濡れの程度によってはスマホ内部に水分が侵入し損傷する可能性も考えられます。

防水ケースの活用

スマホ用の防水ケースを使うことで、スマホの水没をある程度防ぐことが可能です。
防水ケースを選ぶ際は、機種に適したものを選び、正確に取り付けることが重要となってきます。
ケースの端や開閉口などに隙間がないか確認し、密閉性を保ちましょう。

データのバックアップを取る

スマホが水没すると、基板の損傷などにより電源が入らなくなり、写真やメールなどの大切なデータが失われてしまう可能性があります。
そのため、普段からバックアップを取っておく習慣を身につけて、大切なデータを守りましょう。
万一の際もバックアップがあれば、新しいデバイスにデータを復元することができます。

1. iPhoneのバックアップ
【iCloudを利用したクラウドバックアップ】
まず、iPhoneをWi-Fiに接続します。
設定アプリから「自分の名前」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」を選択します。
「今すぐバックアップ」をタップすることでバックアップが始まります。
また、同画面で「このiPhoneをバックアップ」をオンにすることで、自動バックアップを設定することもできます。

【お持ちのPCとiTunesを利用したバックアップ】
お持ちのパソコンとiPhoneをケーブルで接続、またはWi-Fi経由で接続します。
iPhoneとパソコンを接続することで自動的にバックアップが始まります。
またiTunesの概要欄から「今すぐバックアップ」を押すことで手動でのバックアップも可能です。

2. Androidスマホのバックアップ
【Google Oneを利用したクラウドバックアップ(Android9以降)】
デバイスの設定アプリから「Google」→「バックアップ」を選択します。
初めて自動バックアップを設定する場合は、「デバイスをGoogle Oneでバックアップ」をオンにし、画面上の【写真と動画】【デバイスのデータ】のどちらかまたはその両方を選択した後「今すぐバックアップ」をタップします。

【SDカードを利用したバックアップ】
設定アプリからを「システム」を開き、「データ引き継ぎ」→「バックアップ」を選択します。
その後バックアップを取りたい項目を選択することでバックアップが完了します。
※バックアップデータを新しいAndroidスマホに復元する際は、スマホがSDカードに対応している必要があります。

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まとめ:水没スマホの救済方法と対策

水没して電源が入らなくなったスマホ。
解決のための糸口は本記事で見つかりましたか。

水没スマホの救済方法としては、まずは水気をとるなどの応急処置を行った後、AppleCare+やメーカー、キャリアの保証サービスや補償などに入っているかを確認しましょう。
スマホのデータをどうしても復旧させたい場合、初期化をせず修理を行う民間のスマホ修理サービスやデータ復旧サービスも検討しましょう。
スマホ修理・データ復旧の専門家による基板修理や壊れたパーツの交換などでデータを取り戻すことができる可能性があります。

また、水没を引き起こさないための予防策として、普段の使い方を気を付けることはもちろん、防水ケースの活用もおすすめです。

最後に、スマホが水没した場合は基板や内部のパーツを腐食から守るための早めの処置が必要です。
水没対策の重要性を理解して、次回からは注意してスマホを使っていきましょう。

この記事を参考に、安全なスマホライフをお楽しみください!

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