梅雨の時期は雨の日が増え、iPhoneが濡れてしまうトラブルが発生しやすくなります。
ポケットやバッグの中で気付かないうちに濡れてしまったり、突然の大雨で本体が水浸しになるケースも少なくありません。
さらに、これから夏に近づくにつれてゲリラ豪雨が増え、外出中にiPhoneがずぶ濡れになるリスクも高まります。
また、海や川、プールなどのレジャーで水辺に行く機会が増えるため、水没トラブルの相談も多くなる時期です。
近年のiPhoneには防水性能が備わっていますが、完全防水ではありません。
雨による水濡れが原因で、充電できなくなったり、電源が入らなくなったりするケースもあります。
もしiPhoneが雨で濡れて電源が付かなくなった場合、慌てて充電したりドライヤーで乾かしたりすると、かえって症状を悪化させる恐れがあります。
大切なのは、正しい応急処置を行い、必要に応じて早めに修理やデータ復旧を検討することです。
この記事では、iPhoneが雨で濡れた際の正しい対処法やNG行動、バックアップの重要性、水没を防ぐための予防策について詳しく解説します。
目次
iPhoneが雨で濡れたら最初に確認するべき重要ポイント
iPhoneが雨で濡れたときは故障などのトラブルを防ぐために、まずは下記のポイントを迅速で実行しましょう。
- 濡れたまま使用を続けない
- 電源を切って、データ損失や故障リスクを減らす
- ケースやアクセサリーを外して、水分を滞らさせない
- ショートを引き起こさないように充電ケーブルを刺さない
これらのポイントを守ることで、雨で濡れたときの応急処置として非常に有効です。
雨に濡れたiPhoneの状態をチェックする方法
雨でiPhoneが水没した場合は、下記手順通りの対処しましょう。
- 布やタオルで可能な限り水分を拭き取る
- できるだけ早く電源を落とす
- ケースやアクセサリーをすべて外す
- 本体からSIMトレイを外す
- 隙間などに付着している水分を布で優しく拭き取る
- 時間をかけて自然乾燥させる
これらの処置を施すとiPhoneに水分が残るリスクを減らすことができます。
特にSIMトレイやボタン付近など、水分が本体に侵入しやすい場所、画面や液晶を重点的に確認し、水分を丁寧に拭き取ります。
また、適切に乾燥させることも故障リスクを大きく減らせるので、乾燥までの流れを必ず実行しましょう。
画面や液晶に異常や線が表示されたときの注意点
iPhoneが濡れた後、液晶や画面に異常や線が現れることがあります。
本体内部に水分が入り込んで画面操作が効かなくなったり、画面に線や表示不良が出る場合は、水没が原因で液晶や基板にダメージが及んでいる証拠です。
濡れて画面の異常に気づいた場合は、電源を落とし、無理に起動や充電をしないでください。
そして早い段階でApple公式サポートや街の修理店へ相談することをおすすめします。
iPhoneの防水性能はどこまで信頼できる?性能の理由と限界
iPhone7以降には防塵・防水性能が搭載されていますが、「水に濡れても絶対に壊れない」というわけではありません。
iPhoneの防水性能は一定の条件下で水の侵入を防げるよう、国際規格「IPコード(IP保護等級)」に基づいて設計されています。
しかし、長時間の水没や経年劣化による防水性能の低下によって、水没故障が発生するケースも少なくありません。
水没による故障を防ぐためにも、防水性能を過信せず、日頃から水回りでの使用には注意し、万が一に備えて正しい対処法を知っておくことが重要です。
完全防水ではないiPhoneと水没リスクの現実
iPhone7以降のモデルには防塵・防水性能が備わっていますが、完全防水ではありません。
そのため、日常生活の中でも水没には十分注意する必要があります。
防水性能は、あくまで一定の条件下で水の侵入を防ぐためのものです。
小雨や手洗い時の水しぶき程度であれば問題ない場合が多いものの、シャワーの水流や浴室での使用、トイレや洗面台への落下などが原因で水没故障に至るケースは少なくありません。
特にトイレや洗面台への落下、濡れた衣類のポケットに入れたままの使用などは、水没故障の原因となるため注意が必要です。
水没による故障を防ぐためにも、防水性能を過信せず、正しい取り扱い方法や万が一の際の対処法を知っておきましょう。
雨で濡れたiPhoneの「NG応急処置」と「正しい乾燥方法」
雨でiPhoneが濡れてしまった場合は、慌てて対処せず、まず本体表面の水分を取り除くことが大切です。
特に注意したいのが、ドライヤーの熱風で乾かそうとする行為です。
高温によって内部部品やバッテリーに負荷がかかり、故障の原因になる可能性があります。
また、充電ケーブルを接続したり、十分に乾いていない状態で電源を入れたりすることも避けましょう。
内部に水分が残っているとショートを引き起こす恐れがあります。
iPhoneが雨で濡れたときは、柔らかい布で水分を優しく拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥させるのが基本です。
誤った対処を避けることで、水没故障のリスクを抑えられます。
ドライヤーで熱風を当てる行為、布で強く擦る行為はNG?
iPhoneを乾かす際に、ドライヤーの熱風を当てるのは避けましょう。
早く乾かせるように思えますが、高温によって内部部品やバッテリーに負荷がかかり、故障の原因となる可能性があります。
また、水分を拭き取る際に布やティッシュで強く擦るのもおすすめできません。
本体や画面に細かな傷が付くだけでなく、水分を端子や隙間へ押し込んでしまう恐れがあります。
水分を取り除く際は、柔らかい布で優しく押さえるように拭き取ることが大切です。
内部に水分が残っている場合の最適な拭き取り方
iPhoneが雨や水しぶきで濡れた場合は、まず糸くずの出にくい柔らかい布で表面の水分を優しく拭き取りましょう。
その後、SIMトレイを取り外し、風通しの良い場所で自然乾燥させることが大切です。
充電コネクタ部分に水分が残っている場合は、コネクタを下向きにして軽く叩き、水分を排出してください。
その後、扇風機やサーキュレーターの風を当てて乾燥させると効果的です。
一方で、コネクタ内部の水分を取り除こうとして綿棒やティッシュを差し込むのは避けましょう。
内部の端子を傷つけたり、水分を奥へ押し込んでしまったりする可能性があります。
万が一の水没に備えてバックアップを取る
iPhoneの水没に備える上で最重要なのがデータのバックアップです。
水没に限らず、故障などでiPhoneが使えなくなったときに備えて、常に最新のデータをバックアップする習慣や設定方法を身に付けておくと安心です。
いきなりiPhoneが起動しなくなっても、バックアップがあれば写真・動画・電話帳・アプリ設定など大事なデータをすぐに復旧することができます。
簡単かつ安全にバックアップを取れる「iCloudバックアップ」
iPhoneでは簡単かつ安全に設定できる「iCloudバックアップ」が特におすすめです。
iCloudバックアップはiPhoneが同時に「充電中」「ロック中」「Wi-Fi接続中」状態のときに、自動でiCloudにバックアップが行われる機能です。
下記手順により「iCloudバックアップ」を有効化できます。
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- iPhoneの「設定」を開く
- [ユーザー名]をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloudバックアップ」をタップ
- 「このiPhoneをバックアップ」をオンにする
iCloudバックアップを有効化しておけば、毎日バックアップが自動的に行われるため、突然の水没トラブルが発生しても落ち着いてデータのリカバリーできます。
また、上記の⑥の画面で「今すぐバックアップ」をタップすると、手動でバックアップを取ることもできます。
Wi-Fiが無くてもバックアップ可能!パソコンを使ったバックアップ方法
Wi-Fi環境や充電が少ない状況などでも、パソコンを使えばバックアップを作成できます。
下記手順により、パソコンへバックアップを作成できます。
- iPhoneとパソコンを「Lightningケーブル」、または「USB Type-Cケーブル」で接続
※機種が対応しているケーブルで接続 - Macの場合は「Finder」、Windowsの場合は「Apple Devices」または「iTunes」を開く
- サイドバーから、バックアップを取りたいiPhoneを選択
- 「概要」の「バックアップ」の項目で、「このコンピュータにバックアップ」を選択
- 必要に応じて「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れる
- 「今すぐバックアップ」をクリック
バックアップが完了すると、写真や連絡先、アプリのデータ、設定情報などがパソコンに保存されます。
また、「ローカルのバックアップを暗号化」を有効にすると、保存済みのパスワードやヘルスケアデータなどもバックアップできるため、より完全な状態でデータを保護できます。
定期的にパソコンへバックアップを作成しておけば、突然の水没トラブルや故障が発生した場合でも、データを復元しやすくなるでしょう。
水没したiPhoneの修理・復旧方法とおすすめの依頼先
iPhoneを水没させてしまい、応急処置を行っても改善しない場合は、内部の基板やバッテリーが故障している可能性があります。
そのまま使用を続けると症状が悪化する恐れもあるため、早めに専門業者へ相談しましょう。
iPhoneの主な修理先としては、Apple正規店(Apple Store・正規サービスプロバイダ)と街の修理店があります。
Apple正規店では、水没した端末に対する水没復旧修理は行っていません。
しかし、本体の状態によっては本体交換による対応を受けられる場合があります。
一方、街の修理店では水没復旧作業やバッテリー交換、画面交換などに対応している場合があります。
また、古い機種の修理や即日対応が可能な店舗も少なくありません。
データを残したまま復旧したい場合や、できるだけ早く端末を使える状態に戻したい場合は、街の修理店への相談を検討すると良いでしょう。
Apple正規店で水没した本体を交換してもらう場合
Apple正規店で本体交換を希望する場合は、AppleCare+の加入状況や機種によって対応内容や費用が異なります。
即日で本体交換を受けるためには、来店予約が取れることに加え、交換用端末の在庫が店舗にあることが条件となります。
店舗での交換ではなく、エクスプレス交換サービスを利用する場合は数日~1週間程度かかります
また、AppleCare+に加入している場合は、機種に関わらず一律 ¥12,900(税込)で本体交換を受けることができます。
ただし、サポートが終了した機種や交換用在庫がない機種は対応できない場合もあるため、事前に対応状況を確認しておきましょう。
水没したiPhoneのデータ復旧ならFIREBIRDがおすすめ
水没したiPhoneは、電源が入らなくなったり充電ができなくなったりしても、内部のデータが残っているケースがあります。
しかし、誤った対処や時間の経過によって症状が悪化すると、データの取り出しが難しくなる場合も少なくありません。
FIREBIRD(ファイヤーバード)は、スマートフォンの基板修理とデータ復旧を専門とするサービスです。
水没によって故障したiPhoneやAndroid端末を、基板レベルでの調査・修理を行い、写真や動画、連絡先などの大切なデータを取り出せる状態まで復旧させることが出来ます。
Apple正規店では水没端末の本体交換が中心となるため、端末内のデータを優先して復旧したい場合には対応が難しいケースがあります。
一方でFIREBIRDは、本体を使える状態まで戻すことだけでなく、データの救出を目的とした復旧作業にも対応しています。
「バックアップを取っていなかった」「どうしても取り戻したい写真や仕事のデータがある」という場合は、早めにFIREBIRDに相談することをおすすめします。
iPhoneデータ復旧復元・基板修理サービス[FIREBIRD]について
iPhoneを雨による水没から守るための予防策
iPhoneには防水性能が備わっていますが、長時間雨にさらされたり、大量の水分が付着したりすると故障の原因になる可能性があります。
雨の日は普段以上に水濡れ対策を意識し、できるだけ本体を濡らさないことが大切です。
雨の日にiPhoneを持ち運ぶ際の注意点
雨の日は、濡れた衣類のポケットやバッグの外ポケットにiPhoneを入れたままにしないよう注意しましょう。
ポケットやバッグが雨で濡れると、本体にも徐々に水分が付着してしまいます。
特に豪雨や長時間の外出では、防水性能を過信せず、ファスナー付きのバッグや防水ポーチに収納することをおすすめします。
防水ケースは雨対策に有効
防水ケースは、突然の雨や水しぶきからiPhoneを守る有効な方法です。
通勤・通学やアウトドアなど、雨にさらされる機会が多い場面では役立ちます。
ただし、防水ケースにも耐水性能の限界があります。
ケースの密閉が不十分だったり、長時間水に浸かったりすると浸水する可能性もあるため、完全防水とは考えないようにしましょう。
まとめ|iPhoneが雨で濡れたときは落ち着いて正しく対処しよう
iPhoneには防水性能が備わっていますが、完全防水ではありません。長時間雨にさらされたり、大量の水分が付着したりすると、本体内部へ浸水して故障につながる可能性があります。
万が一iPhoneが雨で濡れてしまった場合は、慌てて充電したりドライヤーで乾かしたりせず、正しい方法で水分を取り除きましょう。
適切な応急処置を行うことで、故障のリスクを抑えられる場合があります。
また、日頃からバックアップを取ることや、防水ケース・防水ポーチを活用することも重要な予防策です。
それでも電源が入らない、充電できないなどの症状が発生した場合は、内部の基板が故障している可能性があります。
FIREBIRD(ファイヤーバード)では、水没したiPhoneの基板修理やデータ復旧に対応しています。
大切な写真や動画、仕事のデータを取り戻したい場合は、できるだけ早くご相談ください。
iPhoneデータ復旧復元・基板修理サービス[FIREBIRD]について
iPhoneデータ復旧復元サービスについて
Androidデータ復旧・基板修理はこちら









